はじめに
「国語はセンスだから勉強しても伸びない」という言葉を、受験生からも保護者からも本当によく聞きます。これは半分だけ正しくて、半分は大きな誤解です。正しいのは何も考えずに問題を解き続けても伸びないという点。誤解なのは、国語をひとつの科目として見ている点です。
3科目はまったく性格が違う
- 漢文 — 句法と重要語を覚えれば短期間で満点近くまで行く「暗記科目」。費用対効果は全教科で最も高い
- 古文 — 単語・文法・古典常識という土台を作ってから読解に入る「外国語型」。英語と同じ積み上げ構造で、土台なしに演習しても伸びない
- 現代文 — 知識量より「読み方・解き方の型」を身につける科目。型を学んでから演習し、復習で型を修正するサイクルが必要
この3つを同じ時間配分・同じ方法で勉強するのは非効率です。本サイトがルートを現代文・古文・漢文に分けているのは、このためです。
伸び方も違います。漢文は数週間で、古文は数か月で、現代文は半年単位で結果が出ます。短期で伸びる科目から固めて自信を作り、現代文は長期戦で型を磨くのが定石です。