データの作り方
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掲載している数字のうち、どれが出版社の公開情報で、どれが編集部の推定値なのかをはっきりさせるためのページです。推定値については、どうやって出しているかを書きます。
事実と推定の区別
各参考書のページに並ぶ数字は、出どころが 2 種類あります。
- 出版社・書誌データベースの公開情報 — 書名・正式名称・出版社・ISBN・刊行年・問題数・ページ数・構成・著者名。著者名は openBD と国立国会図書館サーチに照会し、記載がない本には付けていません(推測で補いません)。
- 編集部の推定値 — 難易度(10 段階)・到達目安偏差値・想定学習時間。出版社はこれらを公開していないので、下に書いた方法で編集部が付けています。
推定値は目安です。同じ本でも、いま持っている力と使い方によって必要な時間も到達点も変わります。
難易度 10 段階
サイト全体で共通の 1〜10 の 10 段階です。科目が変わっても物差しは変えません。「英語の難易度 5」と「数学の難易度 5」は、入試で問われるレベルとしてはほぼ同じ段を指します。
難易度 10 段階の意味と、役割との違い
難易度はサイト全体で共通の 1〜10 の 10 段階です。到達目安の偏差値は河合塾全統記述模試の換算値で、進研模試・駿台全国模試の偏差値をそのまま当てると 10 前後ずれます。
| 難易度 | 帯 | 到達目安 | 目安となる志望校・到達点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 教科書・導入 | 〜40 | 中学内容の復習から高校の入口 |
| 2 | 教科書・導入 | 38〜45 | 教科書の例題が自力で追える段階 |
| 3 | 基礎固め | 42〜52 | 共通テストの基礎、日東駒専・産近甲龍の入口 |
| 4 | 基礎固め | 45〜57 | 共通テスト 6〜7 割、日東駒専・産近甲龍 |
| 5 | 入試標準 | 50〜62 | 共通テスト 7〜8 割、地方国公立・中堅私大 |
| 6 | 入試標準 | 55〜65 | MARCH・関関同立、地方国公立の二次 |
| 7 | 難関大 | 58〜68 | 早慶・上智、地方旧帝 |
| 8 | 難関大 | 62〜70 | 早慶の上位学部、旧帝大 |
| 9 | 最難関 | 65〜73 | 東大・京大、国公立医学部 |
| 10 | 最難関 | 68〜 | 東大・京大で差がつく問題まで |
難易度と役割は別の軸です。役割は「その本が学習のどの工程を担当するか」で、次の 5 段階に分かれます。同じ難易度でも役割が違えば使う時期が変わります。
- 導入 — 教科書の内容を、話し言葉に近い説明でゼロから入れ直す本
- 網羅 — その科目で出る型を一通り並べ、辞書のように引ける本
- 標準 — 入試で実際に問われる形に直した、標準レベルの演習書
- 応用 — 難関大の入試問題を素材にした、上位レベルの演習書
- 実戦 — 共通テスト・志望校の過去問など、本番の形式で通す本
数字の決め方と、到達目安・想定学習時間の出し方はデータの作り方に書いています。
数字は、その本が扱う問題の入試における出題レベル(どの大学のどの形式で実際に出るか)を基準に置いています。「解説が丁寧か」「読みやすいか」は難易度に含めません。それは向き不向きの話なので、各ページの「強み」「注意点」に書いています。
難易度と役割は別の軸です。役割(導入・網羅・標準・応用・実戦)は「学習のどの工程を担当するか」で、難易度は「どのレベルの問題を扱うか」です。導入書にも難易度 5 のものがありますし、演習書にも難易度 3 のものがあります。
到達目安偏差値
「その本を仕上げたときに、その科目で届きうる偏差値の幅」を表します。基準は河合塾全統記述模試です。
模試は母集団が違うと偏差値が大きくずれます。同じ実力でも、進研模試で 67・全統模試で 57・駿台全国模試で 47 といった開きが出ます。当サイトの数字はすべて全統換算で、科目トップのルート画面では模試の種類を選ぶと全統換算に直してから志望校の到達目安と比べます。
「共テ 7 割〜9 割」「全レベル」のように偏差値で書けない本があります。これらは偏差値の軸に乗せず、並べ替えでは同じ難易度の中で数値を持つ本のうしろにまとめています。
想定学習時間
1 冊を最後まで終えるのに必要な総時間の目安です。出版社が公開している数字ではありません。問題数・ページ数・構成と、役割ごとの標準的な処理速度を掛け合わせた編集部の推定値です。
役割ごとに、次のような処理速度を目安にしています。
| 役割 | 数える単位 | 1 単位あたりの目安 |
|---|---|---|
| 講義系(導入・解説) | 本文のページ | 3〜5 ページ / 1 時間 |
| 単語帳・一問一答 | 見出し語・項目 | 記憶の反復を含めて 1 冊 40〜140 時間。「毎日 30 分 × 4 か月」のようにペースで書く |
| 網羅系問題集 | 例題 | 15〜25 分 / 1 題(解いて解説を読み、解き直しまで) |
| 標準〜応用の演習書 | 問題 | 25〜45 分 / 1 題 |
| 過去問・実戦問題集 | 1 回分 | 本番の試験時間 + 復習に 2〜3 倍 |
実際には、解けない問題に詰まる時間・解き直しの回数で大きく変わります。表示している幅(「40〜55h」など)は、この振れ幅を含めたつもりの範囲です。ルート画面では、この時間を積み上げて「1 日に何時間使えるか」から逆算した日程を出しています。
単語帳のように「1 冊を通す」より「毎日回す」ほうが実態に近い本は、総時間ではなく「毎日 30 分 × 4 か月」の形で書いています。
参考書どうしの接続
各ページの「同じ役割・同じレベルの参考書」「この本のあとに進む参考書」は、次の規則で自動的に選んでいます。人が 1 組ずつ指定しているわけではありません。
- 同じレベルの選択肢 — 同じ役割・同じ分野で、難易度の差が 1 以内の本。
- 次に進む本 — ①同じ役割のまま難易度が上の本、②学習順として実際に接続する次の役割の本。この 2 つだけです。役割が飛ぶ組み合わせ(英文解釈の次に英作文など)は出しません。英作文・リスニングのように並行して進めるトラックは、ルート画面の並行枠から辿ります。
この規則は生成スクリプトに書いてあり、全ページで同じものが動きます。
志望校別ルート
志望校を入れると、その大学の設置区分と到達目安から志望レベル(共通テスト対策・MARCH・早慶など)と受験タイプ(国公立二次型・私立個別型)を決め、そのレベルのルートを出します。医学部医学科・国際系の学部は要求水準が変わるので別に扱います。
英語はさらに、その大学の出題形式(和訳・自由英作文・要約・リスニング・超長文など)に対応した重点対策の枠をルートに足します。国語・数学・理科・社会は、現在この重点対策の枠を持たず、志望レベルの標準ルートを出します。
ルートは典型的な積み上げ方の一例です。すでに終えた範囲は飛ばして構いませんし、模試の結果で戻ることもあります。
収録の範囲
主要な出版社の主要シリーズを優先して収録しています。現在 1,390 冊です。地域限定の教材・塾内専用教材・絶版になった書籍は含まれていない場合があります。
刊行されたばかりで現物を確認できていない本は、書誌情報と役割だけを載せ、難易度と到達目安を「評価準備中」と表示します。確認しないまま数字を置くと物差しそのものが狂うためです。
レベル別に複数の巻があるシリーズは、1 つのページにまとめている場合があります。その場合は難易度・到達目安がシリーズ全体の範囲であることをページ内に明記しています。
そのほかの表記
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