はじめに
古文で最も多い失敗が、単語と文法が固まらないまま読解問題を解き続けることです。英単語を知らずに長文を読んでも伸びないのと同じで、古文も土台がなければ演習の効果はほとんどありません。
三本柱の目安
- 単語 — 300〜600語の単語帳を1冊完璧に。「見た瞬間に意味が出る」状態が目安。多義語は核となるイメージから派生義を押さえる
- 文法 — 助動詞の接続・活用・意味、敬語(尊敬・謙譲・丁寧と主体・客体の判定)、識別問題。講義系で理解し、ドリルで書いて定着させる
- 古典常識 — 貴族の生活・恋愛・官位・年中行事。知っているだけで読める文章が増える「隠れた得点源」
土台ができたかの判定
単語帳をランダムに開いて9割即答できる、助動詞の活用表を白紙に書ける、敬語から主語を判定できる。この3つが揃ったら読解講義へ進んでください。揃う前に演習に入ると、解説を読んでも「なぜそう読むのか」が分からず、答えを覚えるだけになります。
単語・文法は「並行して進める」枠に置いています。講義系を読む期間と同時進行で、毎日15〜20分ずつ回すのが最も効率的です。