はじめに
国語は、英語や数学以上に大学ごとの出題形式の差が大きい科目です。東大の短い解答欄、京大の長文記述、一橋の近代文語文と要約、早稲田の学部ごとに違う形式、共通テストの実用的文章。同じ「国語」でも求められる力がまったく違います。
過去問の2つの役割
ひとつは仕上げの演習、もうひとつは設計図の入手です。後者は早ければ早いほど価値があります。
- 現代文・古文・漢文の配点と大問構成が分かる
- 記述の字数・解答欄の大きさから、必要な答案作成力の水準が分かる
- 頻出ジャンル(評論のテーマ、古文の時代・ジャンル)が分かる
- 時間に対する分量から、速読が必要か精読でよいかが分かる
推奨するタイミング
高3の春〜夏に1年分だけ時間を計って解いてみてください。目的は点を取ることではなく、ゴールの形を知ることです。そのうえで標準演習が終わった段階から本格的に年度を重ねます。25カ年シリーズがある東大・京大・一橋志望者は、分野別に解けるので早めに着手しても構いません。
記述式の過去問は自己採点が難しいので、学校や塾の先生に添削を依頼してください。第三者の採点を受けた答案の数が、二次の得点を決めます。