はじめに
新課程の共通テストでは、公民は「公共,倫理」「公共,政治・経済」という組み合わせで出題されます。地歴に比べて必要な学習時間が明らかに短いのが最大の特徴です。
それぞれの性格
- 政治・経済 — 憲法・統治機構・国際政治・経済理論・時事。計算問題(需給・GDP・為替)があり、経済分野で差がつきます。時事的な出題があるので直前期のニュース確認が有効
- 倫理 — 西洋思想・東洋思想・日本思想・青年期心理。人物と思想内容を結びつける理解型で、暗記量は社会科の中で最小クラス。読書が好きな人には最も楽な科目
- 公共 — 両者の土台となる分野(民主主義の原理、法、経済の基礎、現代社会の課題)。単独ではなく倫理・政経とセットで出題されます
注意点
公民は二次試験・私大一般入試で使える大学がきわめて少ない科目です。政治・経済は早稲田(政経・法・商・社学など)や一部のMARCHで選択できますが、国公立二次ではほぼ出題されません。倫理にいたっては一般入試での選択肢は事実上ありません。
「理系で共通テストの社会1科目だけ必要」という人にとっては、倫理または地理が最も費用対効果の高い選択です。逆に文系で二次でも社会を使うなら、公民を主軸にはできません。