Basics

網羅型と精選型 — どちらを選ぶべきか

進め方の基本 の記事

公開 2026-09-10 ルート大全 編集部

残り時間から逆算すると、答えは自動的に決まります

はじめに

高校数学の参考書は、大きく2つの系統に分かれます。チャート式やFocus Goldに代表される網羅型と、基礎問題精講のように問題を絞り込んだ精選型です。どちらが優れているかという議論に意味はなく、使える時間が決めます。

網羅型が向く人

  • 高1・高2で、受験まで1年以上ある
  • 浪人生で、数学に十分な時間を割ける
  • 数学を得点源にしたい、あるいは既に得意である

網羅型の価値は、入試で問われる解法をほぼ漏れなく持てることです。青チャートやFocus Goldの例題を完成させれば、多くの大学の入試問題は「知っている解法の組み合わせ」に見えるようになります。ただし1冊あたり90〜120時間、3冊で300時間規模の投資が必要です。

精選型が向く人

  • 高3の春以降にスタートする
  • 他教科に時間を回す必要がある(私大文系・国公立の共テ比率が高い場合など)
  • 数学は合格点を確保できればよい

基礎問題精講は青チャートの約3分の1の問題数で入試頻出パターンを押さえます。網羅性は落ちますが、完走できない網羅型より、完成する精選型のほうが確実に点になります。

判断に迷ったら、残り月数 × 1日の数学学習時間 × 30 で総時間を出してください。300時間を切るなら網羅型は現実的ではありません。

数学のルートに当てはめる

この学習ガイドの考え方が自分の並びのどこに効くかは、数学ルート大全のルート画面で確認できます。志望校と今の学力を選ぶだけです。