はじめに
数学の伸びは、解けた問題ではなく解けなかった問題をどう処理したかで決まります。ところが多くの受験生は、解答を読んで「なるほど」と思った時点で復習を終えてしまいます。これはほとんど何も残りません。
3ステップの復習法
- 1. 詰まった地点を特定する — 「解けなかった」ではなく「どこで手が止まったか」を1行で書きます。方針が浮かばなかったのか、方針は合っていたが計算で崩れたのか、条件を見落としたのか。この切り分けをしないと対策が打てません
- 2. 解答の中で「知らなかった一手」だけを抜き出す — 解答全体を写経しても意味はありません。自分に欠けていた考え方は、たいてい1〜2手です。それだけをノートに書きます
- 3. 翌日、白紙から解き直す — 解答を見た直後に解けるのは当たり前です。24時間後に自力で再現できて初めて、その解法は自分のものになります
「方針が浮かばなかった」問題が多いなら演習量ではなく網羅の不足、「計算で崩れた」が多いなら計算特化の教材を並行すべきです。詰まった地点の記録は、次に何をやるべきかを教えてくれます。