はじめに
模試を返却されたとき、「解法は合っていたのに答えが合わなかった」という失点がどれくらいあるか数えてみてください。多くの受験生で、これが失点全体の3〜4割を占めます。解法を増やしても、この部分は1点も改善しません。
計算力の3つの要素
- 速度 — 同じ処理を短時間で終える。試験時間内に解き切れるかを決めます
- 正確性 — 符号ミス、写し間違い、条件の落としを起こさない
- 工夫 — そもそも計算量の少ない道を選ぶ。これが最も差がつく部分です
3つ目の「工夫」は自然には身につきません。『合格る計算』のような計算特化書は、まさにこの部分を体系的に扱います。1日15〜20分を毎日、網羅系や演習書と並行して回すのが効果的です。
数III・Cは特に致命的
理系の場合、微積分の計算量は他分野と比較になりません。置換積分の選択ひとつで計算時間が倍変わることも珍しくない。数IIIの計算を鍛えることは、実質的に試験時間を増やすことと同じです。