一問一答ランキング — 日本史・世界史・地理・公民を横断で
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社会の一問一答は、科目をまたいで似た形をしています。しかしその道具が科目のなかで占める重さは、科目ごとにまったく違います。この記事では 4 科目を横断で並べ、それぞれで一問一答をどう位置づけるかを整理します。
科目別・一問一答の主力
教科書の記述と対応が取れているので、通史の学習と並行しやすい作りです。共通テストと国公立の二次はこの範囲で足ります。
出題頻度のしるしが付いており、必要な範囲を選んで使えます。ただししるしを無視すると時間が足りなくなります。
世界史は固有名詞の密度が高いぶん、教科書の範囲に沿って絞れることの価値が大きくなります。
収録語が多く、私大上位で問われる細かい語まで含みます。通史を終えたあとの上積みとして使います。
地理は覚える量が最も少ない科目です。一問一答は主力ではなく、系統地理の用語を確認する道具として置きます。
制度と数字を確認する用途です。時事的な内容は資料集と併用する必要があります。
思想家と主張の対応を確認します。倫理は語と人物の結び付きが問われるので、一問一答の形式と相性がよい科目です。
新しい科目のため参考書の数が限られます。まず用語の範囲を把握するために使います。
一問一答の重さは科目で違う
一問一答が学習全体に占める割合は、科目によって次のように変わります。
- 日本史・世界史 — 用語の量が多く、一問一答の比重は大きくなります。ただし論述がある大学では、用語より因果の説明に時間を配分します。
- 地理 — 用語の量が最も少ない科目です。一問一答に時間をかけるより、統計の読み取りに回すほうが点が動きます。
- 公共・政治経済・倫理 — 制度や思想の関係を問う設問が中心です。一問一答は確認用で、主力にはなりません。
科目そのものの選び方は社会はどの科目を選ぶかにまとめました。
想定学習時間で見る
| 順位 | 参考書 | 出版社 | 想定学習時間 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東進一問一答完全版 | ナガセ(東進ブックス) | 50時間 |
| 2 | 東進 一問一答 | ナガセ(東進ブックス) | 50時間 |
| 3 | 日本史ターゲット4000 | 旺文社 | 35時間 |
| 4 | 日本史探究 書きこみ教科書詳説日本史 | 山川出版社 | 30時間 |
| 5 | 世界史探究 書きこみ教科書 詳説世界史 | 山川出版社 | 30時間 |
| 6 | 用語集 倫理 | 清水書院 | 30時間 |
| 7 | 倫理用語集 | 山川出版社 | 30時間 |
| 8 | 東進政経一問一答 | 東進ブックス | 30時間 |
| 9 | 山川 一問一答世界史 | 山川出版社 | 30時間 |
| 10 | 世界史用語集 | 山川出版社 | 30時間 |
上位に来るのは収録語の多い一問一答と用語集です。用語集は通読する本ではありません。分からない語を引くために手元へ置く本なので、この時間を最初から全部使う前提で計算しないでください。
一問一答だけで点は伸びない
一問一答は答え合わせが速く、進んでいる感覚が強く出ます。しかし入試で問われるのは、資料を読んで判断することと出来事のつながりを説明することです。
目安として、一問一答に使う時間がその科目の学習時間の半分を超えたら配分を見直してください。用語を入れる作業と、出題形式で解く作業を、同じ週に両方入れるのが基本の形になります。














