Versus

Next Stage vs Vintage vs スクランブル — 中身はどれだけ違うのか

徹底比較 の記事

公開 2026-09-09 ルート大全 編集部

英文法の総合問題集として並べられるのが、Next Stage・Vintage・スクランブルの 3 冊です。この記事は、3 冊の差がどれくらいあるのかを確かめることから始めます。差が小さいなら、選ぶことに時間をかけないほうが得だからです。

3冊を並べる

難易度
5 / 10
到達目安
50〜62
分量
頻出ポイント218・512頁
想定時間
60〜80h
  • 受験文法の知識を1冊で網羅
  • 左問右解で周回効率が高い
  • 音声対応の新装版
  • 講義系なしでは丸暗記になりやすい
  • 厚く途中で止まりやすい
難易度
5 / 10
到達目安
50〜63
分量
608頁
想定時間
60〜80h
  • 網羅系の中で解説が詳しい
  • 文法〜イディオム・会話まで網羅
  • 厚く完走に時間がかかる
  • 講義系の併用が前提
難易度
5 / 10
到達目安
50〜63
分量
504頁
想定時間
60〜80h
  • やや難まで踏み込んだ選題
  • 発音・アクセントまで網羅
  • 基礎層には難しめ
  • 講義系の併用が前提

難易度・到達目安・想定学習時間のいずれもほぼ同じです。この 3 冊のあいだで迷っている時間のほうが、差より大きくなります。

それでも違うところ

差が小さいとはいえ、まったく同じではありません。実務上効くのは次の 3 点です。

  • 掲載の順序。 文法項目の並びが微妙に違います。学校の授業と合わせたいなら、授業の進度に近い並びのものを選びます。
  • 解説の位置。 見開きで問題と解説が向かい合う形か、別冊かで使い勝手が変わります。書店で開いて確かめられる項目です。
  • イディオム・会話表現の分量。 志望校の出題にこの分野が多いなら、収録の厚い本を選ぶ理由になります。

いずれも、手に取って 5 分で判断できることばかりです。逆に言うと、それ以上調べても差は出ません。

配布されている本で足りる

学校でどれかが配られているなら、それを使ってください。この 3 冊のあいだで買い直す価値はほとんどありません。

その前に確認すること

この 3 冊は、文法を学ぶ本ではありません。覚えた文法を確認するための問題集です。文法そのものの説明は最小限なので、講義書を通していない段階で開くと、解説が理解できずに答えを覚えるだけになります。

順番はこうなります。

帯ごとの整理は英文法はどれをやるかにまとめました。

総合問題集を使わない選択

志望校が文法の単独問題を出さない場合、この帯を厚くやる必要はありません。私大の一部と国公立の二次では、文法問題そのものがほとんど出ません。

その場合、総合問題集は「読解のための文法確認」として 1 周だけ通し、残りの時間を解釈と長文に回すほうが得点につながります。志望校の出題形式を先に確認してください。

ランダム形式で仕上げたい場合の本は次のとおりです。

文法のあと、解釈へどうつなぐか

文法問題集を終えても、英文が読めるようになるとは限りません。志望校と現在地を選ぶと、解釈・長文への並びが出ます。