坂田薫のスタンダード化学 無機化学編
【改訂新版】坂田薫の スタンダード化学 - 無機化学編/技術評論社(2024 年)
最終更新:
スタンダード化学の無機編(技術評論社、改訂新版、約30講)。暗記事項を理由づけと整理表でまとめ、反応式の作り方は理論から説明する。福間の無機化学の講義より分量が少なく一周が早い。理論編・有機編と対になる。
基本情報
- 出版社
- 技術評論社
- 出版年
- 2024 年
- 対象範囲
- 化学
- 役割
- 導入・講義
- 難易度
- 4 / 10(基礎固め)
- 到達目安
- 45〜60
全統記述模試の換算 - 問題数・構成
- 講義 約30講+確認問題
- 想定学習時間
- 15〜25h
- 形式
- 講義系
- ISBN
- 9784297141523
書誌情報は出版社などの公開データ、難易度・到達目安・想定学習時間は編集部の推定値です(算出方法)。
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どんな人に向いているか
無機化学の知識を効率よく整理したい人に向いた一冊です。
理科(化学)の「導入・講義」には 30 冊を収録しています。難易度 4 の坂田薫のスタンダード化学 無機化学編は、そのうち中ほどにあたります(この役割で難易度が 4 より下の本は 16 冊)。
難易度 4 / 10 は「基礎固め」の帯です(10 段階の定義)。
強み
- 暗記事項が整理表で見やすい
- 反応式の理屈も押さえる
- 分量が適度で一周が早い
注意点
- 説明の深さは福間の無機に及ばない
- 演習は少なく問題集が要る
1 周にかかる期間の目安
1 日 1 時間なら 2〜4 週間、1 日 2 時間なら 8〜13 日で 1 周できる計算です。
上の想定学習時間を日数に割った目安です。既習範囲と理解度で前後します。
この本が視野に入る志望校
日東駒専 / MARCH / 地方国公立
同じ大学でも学部・方式で必要な到達点は変わります。理科ルート大全のルート画面に志望校名を入れると、出題形式に合わせた並びが出ます。
志望校別ルートでの位置
坂田薫のスタンダード化学 無機化学編は、理科の志望校別ルート 64 本の本編には置いていませんが、次の位置で使えるようにしています。
- 共通テスト対策の化学・王道網羅型では、8 冊中 2 冊目の宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学の代わりに使える本として挙げています。その段の狙い:理論と並行して読み、気体の製法と沈殿の色を表で整理して覚える。
- 日東駒専・産近甲龍の化学・王道網羅型では、7 冊中 2 冊目の宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学の代わりに使える本として挙げています。その段の狙い:理論の合間に読み進め、金属イオンの分離を系統図で覚える。
- 地方国公立の化学・王道網羅型では、8 冊中 2 冊目の福間の無機化学の講義の代わりに使える本として挙げています。その段の狙い:理論と並行し、系統分離と工業的製法を流れ図で再現できるようにする。
- 早慶理工・上智・理科大の化学・王道網羅型では、7 冊中 2 冊目の福間の無機化学の講義の代わりに使える本として挙げています。その段の狙い:理論と並行して読み、暗記事項を理論の原理とひもづけて覚える。
- 地方旧帝・神戸の化学・王道網羅型では、8 冊中 2 冊目の福間の無機化学の講義の代わりに使える本として挙げています。その段の狙い:理論と並行して読み進め、製法と系統分離を理屈から再現できるようにする。
同じ役割・同じレベルの参考書
坂田薫のスタンダード化学 無機化学編と同じ「導入・講義」の枠で、難易度が近い参考書です。この中から 1 冊を選び切れば足ります。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 10h 多くかかる。板書風の紙面で進む講義書の有機編(KADOKAWA、2023年、約40テーマ)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 15h 多くかかる。理論と無機を1冊にまとめた講義書(KADOKAWA、2024年、約50テーマ)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 5h 多くかかる。スタンダード化学の有機編(技術評論社、改訂新版、約35講)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 10h 多くかかる。入試基礎までを目標に据えた講義書の理論編(技術評論社、改訂新版、約40講)。
この本のあとに進む参考書
坂田薫のスタンダード化学 無機化学編のあとの候補です。同じ「導入・講義」でレベルを上げる道と、次の段階へ進む道の両方を並べています。
この本より 1 つ上の難易度で、仕上げるのに 12h 多くかかる。有機化学を約25章の講義でまとめたDoシリーズの一冊(旺文社)。
この本より 1 つ上の難易度で、仕上げるのに 18h 多くかかる。理論化学を約60テーマの講義で整理するDoシリーズの一冊(旺文社)。
この本より 1 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。無機化学の要点を約35項目のカードに絞った講義+演習書(Gakken)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 55h 多くかかる。基本問題216題と入試レベルの例題100題を分野別に並べた入試基礎の網羅系(河合出版)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 30h 多くかかる。理論化学の計算問題だけを体系的に演習する問題集(学研プラス)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 5h 多くかかる。新書サイズの一問一答で、知識事項を単元順に約1,500問収める(KADOKAWA、改訂版)。
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