福間の無機化学の講義
大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義 五訂版/旺文社(2024 年)
最終更新:
無機化学を約20章の講義で体系化するDoシリーズの一冊(旺文社)。照井式解法カード 無機化学の最重点より網羅性があり、反応式の作り方を酸化還元や沈殿の理屈から示す。理論化学を終えた後に使う。細部は自分で補う。
基本情報
- 出版社
- 旺文社
- 出版年
- 2024 年
- 対象範囲
- 化学
- 役割
- 導入・講義
- 難易度
- 5 / 10(入試標準)
- 到達目安
- 50〜65
全統記述模試の換算 - 問題数・構成
- 講義+確認問題 約20章
- 想定学習時間
- 20〜30h
- 形式
- 講義+問題集
- ISBN
- 9784010352960
書誌情報は出版社などの公開データ、難易度・到達目安・想定学習時間は編集部の推定値です(算出方法)。
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どんな人に向いているか
無機化学を暗記で乗り切れない受験生に向いた一冊です。
理科(化学)の「導入・講義」には 30 冊を収録しています。難易度 5 の福間の無機化学の講義は、そのうちもっとも難しい側にあたります(この役割で難易度が 5 より下の本は 24 冊)。
難易度 5 / 10 は「入試標準」の帯です(10 段階の定義)。
強み
- 反応式を理屈から書けるようになる
- 別冊の知識まとめを短時間で回せる
注意点
- 理論化学の理解が前提になる
- 工業的製法など細部は自分で補う
1 周にかかる期間の目安
1 日 1 時間なら 3〜4 週間、1 日 2 時間なら 10〜15 日で 1 周できる計算です。
上の想定学習時間を日数に割った目安です。既習範囲と理解度で前後します。
この本が視野に入る志望校
MARCH / 地方国公立 / 旧帝
同じ大学でも学部・方式で必要な到達点は変わります。理科ルート大全のルート画面に志望校名を入れると、出題形式に合わせた並びが出ます。
志望校別ルートでの位置
福間の無機化学の講義は、理科の志望校別ルート 64 本のうち 6 本の本編に入っています。志望レベル 6 段階で、何冊目に置き、前後に何を並べているかを示します。
-
MARCH・関関同立難関私大理系(理科1科目)
- 化学・王道網羅型:7 冊中 2 冊目。前は鎌田の理論化学の講義、次は鎌田の有機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学、大宮理の化学[無機化学編]が面白いほどわかる本、照井式解法カード 無機化学の最重点。このルートでの狙い:理論の学習と並行して読み、反応をなぜ起きるかの理屈で覚える。
-
地方国公立二次で理科記述がある学部
- 化学・王道網羅型:8 冊中 2 冊目。前は鎌田の理論化学の講義、次は鎌田の有機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学、坂田薫のスタンダード化学 無機化学編。このルートでの狙い:理論と並行し、系統分離と工業的製法を流れ図で再現できるようにする。
-
早慶理工・上智・理科大最難関私大理系(理工は2科目)
- 化学・王道網羅型:7 冊中 2 冊目。前は鎌田の理論化学の講義、次は鎌田の有機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学、坂田薫のスタンダード化学 無機化学編。このルートでの狙い:理論と並行して読み、暗記事項を理論の原理とひもづけて覚える。
-
地方旧帝・神戸阪大・名大・東北・九大・北大
- 化学・王道網羅型:8 冊中 2 冊目。前は鎌田の理論化学の講義、次は鎌田の有機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学、坂田薫のスタンダード化学 無機化学編。このルートでの狙い:理論と並行して読み進め、製法と系統分離を理屈から再現できるようにする。
-
東大・京大・東京科学大最難関国立(理科2科目)
- 化学・王道網羅型:8 冊中 2 冊目。前は鎌田の理論化学の講義、次は鎌田の有機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学、原点からの化学 無機化学。このルートでの狙い:理論と並行して読み、暗記を理論の原理に還元して整理する。
-
医学部医学科国公立医・私立医(取りこぼし0)
- 化学・王道網羅型:8 冊中 2 冊目。前は鎌田の理論化学の講義、次は鎌田の有機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学、照井式解法カード 無機化学の最重点。このルートでの狙い:理論と並行して読み、製法と沈殿を一つも落とさず表に整理する。
この本の前に置く本
理科ルート大全の志望校別ルートで、福間の無機化学の講義の直前に置いている本です。ここに挙げた本を終えてから取りかかると、段差なく進めます。
- 鎌田の理論化学の講義MARCH・関関同立のルートでは鎌田の理論化学の講義の次(6 つのルートで直前)
同じ役割・同じレベルの参考書
福間の無機化学の講義と同じ「導入・講義」の枠で、難易度が近い参考書です。この中から 1 冊を選び切れば足ります。
この本のあとに進む参考書
福間の無機化学の講義のあとは次の段階に進みます。理科(化学)のルートでは、以下が接続先の候補です。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 25h 多くかかる。入試基礎から標準の典型問題約200題を必修問題と演習問題に分けた問題集(旺文社)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 40h 多くかかる。化学基礎と化学の全範囲を約400ページで解説し例題と練習を付けた参考書(数研出版)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 7h 多くかかる。入試での出題頻度順に約2,000問を並べた一問一答(Gakken)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 13h 多くかかる。Doシリーズの講義3冊に対応する約150題の演習書(旺文社)。
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