鎌田の有機化学の講義
大学受験Doシリーズ 鎌田の有機化学の講義 五訂版/旺文社(2024 年)
最終更新:
有機化学を約25章の講義でまとめたDoシリーズの一冊(旺文社)。照井式解法カード 有機化学の最重点より解説が長く、構造決定の手順を官能基の性質から積み上げる。脂肪族から高分子まで一冊で扱う。確認問題は少ない。
基本情報
- 出版社
- 旺文社
- 出版年
- 2024 年
- 対象範囲
- 化学
- 役割
- 導入・講義
- 難易度
- 5 / 10(入試標準)
- 到達目安
- 50〜65
全統記述模試の換算 - 問題数・構成
- 講義+確認問題 約25章
- 想定学習時間
- 25〜40h
- 形式
- 講義+問題集
- ISBN
- 9784010352977
書誌情報は出版社などの公開データ、難易度・到達目安・想定学習時間は編集部の推定値です(算出方法)。
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どんな人に向いているか
有機化学を体系的に学び直したい受験生に向いた一冊です。
理科(化学)の「導入・講義」には 30 冊を収録しています。難易度 5 の鎌田の有機化学の講義は、そのうちもっとも難しい側にあたります(この役割で難易度が 5 より下の本は 24 冊)。
難易度 5 / 10 は「入試標準」の帯です(10 段階の定義)。
強み
- 構造決定の手順が明示されている
- 別冊の反応まとめが復習に使える
注意点
- 問題数は少なく演習書が別に要る
- 天然高分子の記述は簡潔
1 周にかかる期間の目安
1 日 1 時間なら 4〜6 週間、1 日 2 時間なら 13〜20 日で 1 周できる計算です。
上の想定学習時間を日数に割った目安です。既習範囲と理解度で前後します。
この本が視野に入る志望校
MARCH / 地方国公立 / 旧帝
同じ大学でも学部・方式で必要な到達点は変わります。理科ルート大全のルート画面に志望校名を入れると、出題形式に合わせた並びが出ます。
志望校別ルートでの位置
鎌田の有機化学の講義は、理科の志望校別ルート 64 本のうち 6 本の本編に入っています。志望レベル 6 段階で、何冊目に置き、前後に何を並べているかを示します。
-
MARCH・関関同立難関私大理系(理科1科目)
- 化学・王道網羅型:7 冊中 3 冊目。前は福間の無機化学の講義、次はセミナー化学基礎+化学。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学、大宮理の化学[有機化学編]が面白いほどわかる本、照井式解法カード 有機化学の最重点。このルートでの狙い:無機と交互に進め、構造決定に必要な反応をカード化して覚える。
-
地方国公立二次で理科記述がある学部
- 化学・王道網羅型:8 冊中 3 冊目。前は福間の無機化学の講義、次はセミナー化学基礎+化学。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学、坂田薫のスタンダード化学 有機化学編。このルートでの狙い:無機と交互に進め、糖・アミノ酸・高分子まで途切れず終える。
-
早慶理工・上智・理科大最難関私大理系(理工は2科目)
- 化学・王道網羅型:7 冊中 3 冊目。前は福間の無機化学の講義、次は化学 基礎問題精講。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学、照井式解法カード 有機化学の最重点。このルートでの狙い:無機と交互に進め、高分子まで早期に終わらせて演習期間を稼ぐ。
-
地方旧帝・神戸阪大・名大・東北・九大・北大
- 化学・王道網羅型:8 冊中 3 冊目。前は福間の無機化学の講義、次は化学 基礎問題精講。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学、照井式解法カード 有機化学の最重点。このルートでの狙い:無機と交互に進め、高分子まで高三夏前に一周を終える。
-
東大・京大・東京科学大最難関国立(理科2科目)
- 化学・王道網羅型:8 冊中 3 冊目。前は福間の無機化学の講義、次は化学 基礎問題精講。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学、原点からの化学 有機化学。このルートでの狙い:無機と交互に進め、高分子まで高二中に一周を終えて演習に入る。
-
医学部医学科国公立医・私立医(取りこぼし0)
- 化学・王道網羅型:8 冊中 3 冊目。前は福間の無機化学の講義、次はセミナー化学基礎+化学。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学、照井式解法カード 有機化学の最重点。このルートでの狙い:無機と交互に進め、糖・アミノ酸・高分子まで抜けなく終える。
この本の前に置く本
理科ルート大全の志望校別ルートで、鎌田の有機化学の講義の直前に置いている本です。ここに挙げた本を終えてから取りかかると、段差なく進めます。
- 福間の無機化学の講義MARCH・関関同立のルートでは福間の無機化学の講義の次(6 つのルートで直前)
同じ役割・同じレベルの参考書
鎌田の有機化学の講義と同じ「導入・講義」の枠で、難易度が近い参考書です。この中から 1 冊を選び切れば足ります。
この本と同じ難易度で、12h 短く終わる。無機化学の要点を約35項目のカードに絞った講義+演習書(Gakken)。
この本と同じ難易度で、7h 短く終わる。有機化学の解法を約40項目のカードにまとめた講義+演習書(Gakken)。
この本のあとに進む参考書
鎌田の有機化学の講義のあとは次の段階に進みます。理科(化学)のルートでは、以下が接続先の候補です。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 18h 多くかかる。入試基礎から標準の典型問題約200題を必修問題と演習問題に分けた問題集(旺文社)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 33h 多くかかる。化学基礎と化学の全範囲を約400ページで解説し例題と練習を付けた参考書(数研出版)。
この本と同じ難易度で、想定時間はほぼ同じ。入試での出題頻度順に約2,000問を並べた一問一答(Gakken)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 6h 多くかかる。Doシリーズの講義3冊に対応する約150題の演習書(旺文社)。
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