名古屋大学の参考書ルート
名古屋大学(国立/北大・東北・名大・九大・神戸)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。医学部医学科は他学部と条件が変わるので、別に節を設けています。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
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出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 地方旧帝
- 区分
- 国立
- 目標の目安
- 偏差値 62〜65
名古屋大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、名古屋大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
名古屋大学の医学部医学科について
医学部医学科は、同じ大学の他学部と同じ問題を使う場合でも、合格に必要な得点率が大きく上がります。理科の科目指定が別に決められていたり、面接・小論文が課されたりするのも医学科の特徴です。私立の医科大学では、医学部だけの独自問題を作っている大学もあります。
このページの参考書は、科目ごとに英語は地方旧帝、国語は地方旧帝・神戸、数学は地方旧帝、理科は地方旧帝・神戸、社会は共通テスト対策のルートから選んでいます。名古屋大学全体の志望レベルで選んでいるので、医学科を受けるなら、下に出している条件のぶんだけ到達点を上げて考えてください。
- 理科の科目指定(医学科)
- 医学科:物化生から2科目、理科150分
- 国語(医学科)
- 理系学部で唯一、医学部医学科には個別試験の国語が課されます。
面接・小論文の有無と配点、共通テストの必要科目は年度によって変わります。出願前に必ず募集要項で確認してください。小論文の対策は小論文ルート大全にまとめています。
科目ごとの目標
名古屋大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 63 | 地方旧帝 |
| 国語 | 63 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
| 数学 | 63 | 地方旧帝 |
| 理科 | 65 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
| 社会 | 62 | 共通テスト共通テスト対策 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
名古屋大学の英語
- 出題の特徴
- 105分・大問4。長文2題(和訳・内容説明)+会話文(整序・条件英作文含む)+英作文。設問形式が多彩で図表付き英文も出る。記述量が多く標準完答力と表現力が鍵
- 目標の目安
- 偏差値 63 前後/和訳・自由英作文・記述
ここで問われる力と、その対策
名古屋大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 自由英作文テーマについて自分の意見を英語で書かせる形式。減点されない型を先に固定し、書いたものを必ず他人に見てもらう。使い回せる表現を 20〜30 文そろえておくと、本番で書き出しに詰まらない。
- 和訳・記述構文を正確に取れているかがそのまま採点対象になる。長文演習の量を増やす前に、英文解釈の型を 1 冊で固めるほうが結果的に速い。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
- 文法・語法の独立問題独立した大問として出る場合、知識の穴がそのまま失点になる。網羅系を 1 冊に決めて周回し、間違えた項目だけ総合英語に戻って読む。
- 会話文会話特有の定型表現は長文の勉強では拾えない。頻出表現をまとめて覚える時間を別に取る。
名古屋大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、名古屋大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
名古屋大学におすすめの参考書
地方旧帝の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
名古屋大学の国語
- 試験の構成
- 文系 現古漢 3問105分
- 出題の特徴
- 記述中心で現代文・古文・漢文が各1題。現代文は評論で100字前後の説明と漢字、古文は中古・中世の物語や日記、漢文は標準的な史伝・随筆。抜き出しや語句説明も混在。文・教育・法・経済・情報(人間社会)で課される。医学部医学科は理系で唯一二次に国語(現古漢)が課される。
- 出題される分野
- 現代文・古文・漢文が出題されます。
- 目標の目安
- 偏差値 63 前後
ここで問われる力と、その対策
名古屋大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 和歌・古文常識和歌の修辞と当時の生活・官職の知識は、本文中で説明されないまま前提にされる。読解書とは別に一度まとめて入れておく。
- 漢字・語彙現代文の語彙は読解の速度にも効く。漢字と評論用語を別冊で用意し、毎日少量ずつ進める。
- 評論の抽象度抽象度の高い評論は、語彙不足と論理の追えなさが同時に効いて崩れる。設問を解く前に、段落ごとの要点を一言でまとめる練習を挟む。
名古屋大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文
地方旧帝・神戸の国語参考書ルート(全37冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
名古屋大学の数学
- 出題の特徴
- 理系4問150分/文系3問105分。誘導付きの重厚な問題が多く、後半で差がつく。微積・確率・整数が頻出で、じっくり考える演習が効く
- 目標の目安
- 偏差値 63 前後
ここで問われる力と、その対策
名古屋大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 頻出分野頻出分野が偏っている場合、その分野だけを扱う本で先に密度を上げると効率がよい。ただし他分野を捨てる根拠にはしない。
名古屋大学におすすめの参考書
地方旧帝の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。文系・理系に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
文系
理系
地方旧帝の数学参考書ルート(全14冊)を見る文系・理系別に用意しています
名古屋大学の理科
- 試験の構成
- 理科2科目150分(時間配分自由)/配点 工学部500点(各250点)・理学部500点など
- 出題の特徴
- 物理は大問3題で力学・電磁気が固定、残り1題が熱・波動・原子。実験考察型の長文設定とグラフ描図・論述を含む記述式で、計算より現象理解を問う設問が特徴。化学は大問5題程度で理論・無機・有機・高分子、計算過程を書かせ論述も多め。構造決定や平衡計算は標準的だが分量が多い。生物は考察・論述が中心で実験データ読解と長めの論述(100〜150字)が複数題、描図も出る。
- 出題される分野
- 物理・化学・生物・地学が出題されます。
- 学部ごとの科目指定
- 工学部は物理・化学必須/理学部は物化生地から2科目/農学部は物化生から2科目
- 医学部医学科の場合
- 上の「名古屋大学の医学部医学科について」にまとめています。
- 文系学部の場合
- 文系学部は共テ理科基礎2科目(または発展1科目)
- 目標の目安
- 偏差値 65 前後
ここで問われる力と、その対策
名古屋大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 実験・データ読解初見の実験データを読ませる出題は、知識量ではなく処理の型で差が付く。図表から読み取れることと、そこから推測したことを分けて書く。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
名古屋大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを16冊選びました。物理・化学・生物・地学に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
化学
生物
地学
地方旧帝・神戸の理科参考書ルート(全50冊)を見る物理・化学・生物・地学別に用意しています
名古屋大学の社会
- 試験の構成
- 個別試験に独立した社会科目なし(法学部の小論文が地歴公民の内容を含む)。共通テスト文系2科目・理系1科目
- 出題の特徴
- 文学部を含め個別試験に地歴の独立科目は置かれず、社会は実質的に共通テスト勝負。ただし法学部前期の小論文は地歴公民の知識を前提とした課題文論述で、現代政治・経済や近現代史の理解がそのまま得点力になる。共通テストは文系が地歴公民2科目、理系が1科目。二次で社会を挽回できない構造のため、共通テストの精度が合否を分ける。歴史総合を含む資料読解型の設問に慣れるための演習を早期から積みたい。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理は出題されません。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は2科目、理系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 62 前後
ここで問われる力と、その対策
名古屋大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述論述は書いた量ではなく、設問の条件に答えているかで採点される。答案を第三者に見てもらう手段を確保してから演習量を増やす。
- 史料・資料の読み取り資料集は「読むもの」ではなく「引くもの」として使う。演習で出た資料を必ず資料集で確認する往復を習慣にする。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
名古屋大学におすすめの参考書
共通テスト対策の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを24冊選びました。日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史
世界史
地理
公共
政治・経済
倫理
共通テスト対策の社会参考書ルート(全76冊)を見る日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理別に用意しています
名古屋大学の過去問
ルートの最後は過去問です。名古屋大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
地方旧帝として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。


































































