九州大学の参考書ルート
九州大学(国立/北大・東北・名大・九大・神戸)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。医学部医学科は他学部と条件が変わるので、別に節を設けています。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
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出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 地方旧帝
- 区分
- 国立
- 目標の目安
- 偏差値 60〜63
九州大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、九州大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
九州大学の医学部医学科について
医学部医学科は、同じ大学の他学部と同じ問題を使う場合でも、合格に必要な得点率が大きく上がります。理科の科目指定が別に決められていたり、面接・小論文が課されたりするのも医学科の特徴です。私立の医科大学では、医学部だけの独自問題を作っている大学もあります。
このページの参考書は、科目ごとに英語は地方旧帝、国語は地方旧帝・神戸、数学は地方旧帝、理科は地方旧帝・神戸、社会は地方旧帝・神戸のルートから選んでいます。九州大学全体の志望レベルで選んでいるので、医学科を受けるなら、下に出している条件のぶんだけ到達点を上げて考えてください。
- 理科の科目指定(医学科)
- 医学科:物化生から2科目、理科150分
面接・小論文の有無と配点、共通テストの必要科目は年度によって変わります。出願前に必ず募集要項で確認してください。小論文の対策は小論文ルート大全にまとめています。
科目ごとの目標
九州大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 61 | 地方旧帝 |
| 国語 | 61 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
| 数学 | 61 | 地方旧帝 |
| 理科 | 63 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
| 社会 | 60 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
九州大学の英語
- 出題の特徴
- 120分・大問5。長文3題(和訳・説明の記述)+英作文2題(和文英訳+100語前後の自由英作文)。科学・社会系評論中心で分量多め。精読記述と英作文の双方の安定が必須
- 目標の目安
- 偏差値 61 前後/和訳・自由英作文・超長文
ここで問われる力と、その対策
九州大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 自由英作文テーマについて自分の意見を英語で書かせる形式。減点されない型を先に固定し、書いたものを必ず他人に見てもらう。使い回せる表現を 20〜30 文そろえておくと、本番で書き出しに詰まらない。
- 和文英訳日本語をそのまま英語に置き換えようとすると崩れる。まず日本語を平易な日本語へ言い換えてから訳す手順(和文和訳)を身につけ、例文を暗唱して使える構文を増やす。
- 和訳・記述構文を正確に取れているかがそのまま採点対象になる。長文演習の量を増やす前に、英文解釈の型を 1 冊で固めるほうが結果的に速い。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
九州大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、九州大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
九州大学におすすめの参考書
地方旧帝の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
九州大学の国語
- 試験の構成
- 文系 現現古漢 4問120分
- 出題の特徴
- 記述中心。評論+小説(または随筆)の現代文2題と古文・漢文各1題。現代文は100字程度の説明、古文は和歌を含む物語・日記、漢文は書き下しと内容説明。4題120分は厳しく速読力が必要。文・教育・法・経済で課される。
- 出題される分野
- 現代文・古文・漢文が出題されます。
- 目標の目安
- 偏差値 61 前後
ここで問われる力と、その対策
九州大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 和歌・古文常識和歌の修辞と当時の生活・官職の知識は、本文中で説明されないまま前提にされる。読解書とは別に一度まとめて入れておく。
- 評論の抽象度抽象度の高い評論は、語彙不足と論理の追えなさが同時に効いて崩れる。設問を解く前に、段落ごとの要点を一言でまとめる練習を挟む。
九州大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文
地方旧帝・神戸の国語参考書ルート(全37冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
九州大学の数学
- 出題の特徴
- 理系5問150分/文系4問120分。標準レベル中心だが計算量が多く、確率・微積・図形が頻出。取りこぼしを防ぐ正確性が鍵
- 目標の目安
- 偏差値 61 前後
ここで問われる力と、その対策
九州大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 処理速度・計算量発想ではなく計算で落とす失点は、専用の練習でしか減らない。式変形の手数を減らす型を覚え、時間を計って解く。
- 頻出分野頻出分野が偏っている場合、その分野だけを扱う本で先に密度を上げると効率がよい。ただし他分野を捨てる根拠にはしない。
- 標準問題の完成度難問より、典型問題を落とさないことで差が付く形式。網羅系を 1 冊決め、解法を再現できるかで周回する。
九州大学におすすめの参考書
地方旧帝の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。文系・理系に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
文系
理系
地方旧帝の数学参考書ルート(全14冊)を見る文系・理系別に用意しています
九州大学の理科
- 試験の構成
- 理科2科目150分(時間配分自由)/配点 工学部250点・理学部250点など
- 出題の特徴
- 物理は大問3題(力学・電磁気・熱/波動/原子)で空所補充+記述の混成、近年は導出過程を書かせる設問が増加。標準問題集で対応できる難度だが計算量が多い。化学は大問5題程度で理論・無機・有機・高分子が満遍なく出題、有機の構造決定は必出で、論述(30〜60字)と計算が混在する。生物は大問5題前後で知識+考察型、論述は比較的短めだが数が多く、遺伝子発現・代謝が頻出。
- 出題される分野
- 物理・化学・生物・地学が出題されます。
- 学部ごとの科目指定
- 工学部は物理・化学必須/理学部は物化生地から2科目(地学は一部学科)/農・薬・医(保健)は物化生から2科目
- 医学部医学科の場合
- 上の「九州大学の医学部医学科について」にまとめています。
- 文系学部の場合
- 文系学部は共テ理科基礎2科目(または発展1科目)。共創学部は共テ理科1〜2
- 目標の目安
- 偏差値 63 前後
ここで問われる力と、その対策
九州大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 知識・正誤知識問題の比重が高い場合、図録・資料集を演習と並行して引く習慣が効く。用語の丸暗記ではなく、図と一緒に覚える。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
九州大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを16冊選びました。物理・化学・生物・地学に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
化学
生物
地学
地方旧帝・神戸の理科参考書ルート(全50冊)を見る物理・化学・生物・地学別に用意しています
九州大学の社会
- 試験の構成
- 文学部のみ地歴1科目(日本史探究・世界史探究・地理探究から1、100点)/他学部は個別試験に社会なし
- 出題の特徴
- 個別試験で地歴が課されるのは文学部のみで、日本史探究・世界史探究・地理探究から1科目100点。記述と短論述の併用で、日本史は史料・図版を伴うテーマ史、世界史は地域史の流れと因果を問う論述、地理は統計表・地形図の読図が中心。分量は標準的で難問・奇問は少なく、教科書の徹底が最短ルート。他学部は共通テストのみで文系2科目・理系1科目のため、文学部志望者も共テ2科目と二次1科目を並行して仕上げる設計が要る。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理は学部・入試方式によって扱いが変わります。公共・政治・経済・倫理は出題されません。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は2科目、理系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 60 前後
ここで問われる力と、その対策
九州大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述論述は書いた量ではなく、設問の条件に答えているかで採点される。答案を第三者に見てもらう手段を確保してから演習量を増やす。
- 史料・資料の読み取り資料集は「読むもの」ではなく「引くもの」として使う。演習で出た資料を必ず資料集で確認する往復を習慣にする。
- 通史・因果の理解用語を先に詰めても、因果がつながっていないと論述にも正誤判定にも使えない。講義系で流れを通してから暗記に入る。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
九州大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。日本史・世界史・地理に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史 — 学部・入試方式による
世界史 — 学部・入試方式による
地理 — 学部・入試方式による
地方旧帝・神戸の社会参考書ルート(全75冊)を見る日本史・世界史・地理別に用意しています
九州大学の過去問
ルートの最後は過去問です。九州大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
地方旧帝として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。























































