大阪大学の参考書ルート
大阪大学(国立/北大・東北・名大・九大・神戸)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。医学部医学科は他学部と条件が変わるので、別に節を設けています。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
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出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 地方旧帝
- 区分
- 国立
- 目標の目安
- 偏差値 64〜66
大阪大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、大阪大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
大阪大学の医学部医学科について
医学部医学科は、同じ大学の他学部と同じ問題を使う場合でも、合格に必要な得点率が大きく上がります。理科の科目指定が別に決められていたり、面接・小論文が課されたりするのも医学科の特徴です。私立の医科大学では、医学部だけの独自問題を作っている大学もあります。
このページの参考書は、科目ごとに英語は地方旧帝、国語は地方旧帝・神戸、数学は地方旧帝、理科は地方旧帝・神戸、社会は地方旧帝・神戸のルートから選んでいます。大阪大学全体の志望レベルで選んでいるので、医学科を受けるなら、下に出している条件のぶんだけ到達点を上げて考えてください。
- 理科の科目指定(医学科)
- 医学科:物化生から2科目、理科150分
面接・小論文の有無と配点、共通テストの必要科目は年度によって変わります。出願前に必ず募集要項で確認してください。小論文の対策は小論文ルート大全にまとめています。
科目ごとの目標
大阪大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 65 | 地方旧帝 |
| 国語 | 65 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
| 数学 | 65 | 地方旧帝 |
| 理科 | 66 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
| 社会 | 64 | 地方旧帝地方旧帝・神戸 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
大阪大学の英語
- 出題の特徴
- 90分・大問4(外国語学部は120分+リスニング)。骨のある短文和訳、長文総合、70語前後の自由英作文、こなれた和文英訳。訳出系の比重が高く構文把握と日本語処理力が核
- 目標の目安
- 偏差値 65 前後/和訳・英作文・自由英作文
ここで問われる力と、その対策
大阪大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 自由英作文テーマについて自分の意見を英語で書かせる形式。減点されない型を先に固定し、書いたものを必ず他人に見てもらう。使い回せる表現を 20〜30 文そろえておくと、本番で書き出しに詰まらない。
- 和文英訳日本語をそのまま英語に置き換えようとすると崩れる。まず日本語を平易な日本語へ言い換えてから訳す手順(和文和訳)を身につけ、例文を暗唱して使える構文を増やす。
- リスニング配点が独立しているので、読解の勉強を続けても伸びない。毎日 15〜30 分、設問の先読みを含めた本番形式で継続する。
- 和訳・記述構文を正確に取れているかがそのまま採点対象になる。長文演習の量を増やす前に、英文解釈の型を 1 冊で固めるほうが結果的に速い。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
大阪大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、大阪大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
大阪大学におすすめの参考書
地方旧帝の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
大阪大学の国語
- 試験の構成
- 文学部 現古漢 4問120分/他文系 現古 3問90分
- 出題の特徴
- 記述主体。文学部のみ漢文と文学的文章(小説・随筆)が加わり4題。古文は文学部が最難で和歌・物語の本格読解、他学部は標準。現代文は字数指定の説明記述が多く、文学部の時間は厳しめ。
- 出題される分野
- 現代文・古文が出題されます。漢文は学部・入試方式によって扱いが変わります。
- 目標の目安
- 偏差値 65 前後
ここで問われる力と、その対策
大阪大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 和歌・古文常識和歌の修辞と当時の生活・官職の知識は、本文中で説明されないまま前提にされる。読解書とは別に一度まとめて入れておく。
大阪大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文 — 学部・入試方式による
地方旧帝・神戸の国語参考書ルート(全37冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
大阪大学の数学
- 出題の特徴
- 理系5問150分/文系3問90分。証明問題の比率が高く、計算量も重い。標準〜やや難を確実に完答する力と、論証の丁寧さが合否を分ける
- 目標の目安
- 偏差値 65 前後
ここで問われる力と、その対策
大阪大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・証明答案の書き方まで採点される。解けたかどうかで止めず、模範解答と自分の答案を論理の飛びで比べる。添削を受けられる環境があると速い。
- 処理速度・計算量発想ではなく計算で落とす失点は、専用の練習でしか減らない。式変形の手数を減らす型を覚え、時間を計って解く。
- 発想力・難問誘導が少ない問題は、解法の暗記だけでは手が出ない。1 問に時間をかけて考え切る演習を週に数問だけ入れる。
- 標準問題の完成度難問より、典型問題を落とさないことで差が付く形式。網羅系を 1 冊決め、解法を再現できるかで周回する。
大阪大学におすすめの参考書
地方旧帝の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。文系・理系に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
文系
理系
地方旧帝の数学参考書ルート(全14冊)を見る文系・理系別に用意しています
大阪大学の理科
- 試験の構成
- 理科2科目150分(時間配分自由)/配点 工学部250点・理学部200点など学部別
- 出題の特徴
- 物理は大問3題(力学・電磁気・熱/波動/原子)で導出過程を書く記述式。空所補充と論述が混在し、剛体や単振動、電磁誘導など標準〜やや難の設定を長い誘導で解かせる。化学は大問4題で理論2・無機1・有機1が基本、有機構造決定と高分子の計算、理論は気体・平衡・結晶など計算量が多く論述も数問。生物は考察・論述型で実験考察と100字前後の論述が中心、知識問題は少なめ。
- 出題される分野
- 物理・化学・生物が出題されます。地学は出題されません。
- 学部ごとの科目指定
- 工学部・基礎工学部は物理・化学必須/理学部は物化生から2科目(学科により指定あり)/薬学部・医(保健)は物化生から2
- 医学部医学科の場合
- 上の「大阪大学の医学部医学科について」にまとめています。
- 文系学部の場合
- 文系学部は共テ理科基礎2科目(または発展1科目)
- 目標の目安
- 偏差値 66 前後
ここで問われる力と、その対策
大阪大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 実験・データ読解初見の実験データを読ませる出題は、知識量ではなく処理の型で差が付く。図表から読み取れることと、そこから推測したことを分けて書く。
- 知識・正誤知識問題の比重が高い場合、図録・資料集を演習と並行して引く習慣が効く。用語の丸暗記ではなく、図と一緒に覚える。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
大阪大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。物理・化学・生物に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
化学
生物
地方旧帝・神戸の理科参考書ルート(全50冊)を見る物理・化学・生物別に用意しています
大阪大学の社会
- 試験の構成
- 文学部 地歴1科目 90分(日本史探究・世界史探究・地理探究から1)/外国語学部は世界史探究と数学の選択/法・経済・人間科学は社会なし
- 出題の特徴
- 個別試験で地歴が課されるのは文学部と外国語学部に限られ、法・経済・人間科学では課されない。文学部は日本史探究・世界史探究・地理探究から1科目90分で、語句記述と100〜200字程度の論述の組み合わせ、史料や図版を導入としたテーマ史が頻出。外国語学部は世界史探究を数学と選択でき、近現代の地域史・文化交流史が中心。共通テストは文系2科目・理系1科目が必要で、二次で使わない側の科目も並行して仕上げる負担がある。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理は学部・入試方式によって扱いが変わります。公共・政治・経済・倫理は出題されません。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は2科目、理系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 64 前後
ここで問われる力と、その対策
大阪大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述論述は書いた量ではなく、設問の条件に答えているかで採点される。答案を第三者に見てもらう手段を確保してから演習量を増やす。
- 史料・資料の読み取り資料集は「読むもの」ではなく「引くもの」として使う。演習で出た資料を必ず資料集で確認する往復を習慣にする。
- 用語・一問一答用語の精度が直接得点になる形式。書いて答える出題があるなら、読めるだけでなく漢字で書けるところまで詰める。
- 通史・因果の理解用語を先に詰めても、因果がつながっていないと論述にも正誤判定にも使えない。講義系で流れを通してから暗記に入る。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
大阪大学におすすめの参考書
地方旧帝・神戸の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。日本史・世界史・地理に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史 — 学部・入試方式による
世界史 — 学部・入試方式による
地理 — 学部・入試方式による
地方旧帝・神戸の社会参考書ルート(全75冊)を見る日本史・世界史・地理別に用意しています
大阪大学の過去問
ルートの最後は過去問です。大阪大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
地方旧帝として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。



















































