早稲田大学の参考書ルート
早稲田大学(私立/最難関私大(TEAP利用含む))を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
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出典: 早稲田大学の2027年度入試の公表資料(選抜要項・入試概要など。2026-09-10 確認) 公式サイト
- 志望レベル
- 早慶上智早慶・上智
- 区分
- 私立
- 目標の目安
- 偏差値 65〜68
早稲田大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、早稲田大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
| 学部 | 方式 | 科目 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 政治経済学部 | 一般選抜 | 大学入学共通テスト(外国語・国語・数学Ⅰ,A+地歴・公民/数学Ⅱ,B,C/理科/情報から1)・学部独自試験「総合問題」 | 共通テストは各25点で計100点。総合問題は120分・100点(日英両言語の長文を読み解く形式、記述式を含む)。 |
| 法学部 | 一般選抜 | 外国語(英語。ドイツ語・フランス語・中国語は共通テストを利用)・国語・地歴・公民(世界史/日本史/政治・経済)または数学(共通テストを利用) | 2027年度一般選抜概要。外国語60点(英語90分)、国語50点(90分)、地歴・公民または数学40点(60分)。全科目の得点を統計処理で標準化。 |
| 文学部 | 一般選抜 | 外国語(英語)・国語・地歴(世界史または日本史) | 2027年度。英語90分75点、国語90分75点、地歴60分50点。 |
| 文学部 | 一般選抜(共通テスト利用方式) | 英語・国語(本学の試験)・大学入学共通テスト1科目(地歴・公民/数学/理科/情報から) | 2027年度。英語90分75点、国語90分75点、共通テスト50点(100点を換算)。『歴史総合,世界史探究』『歴史総合,日本史探究』は共通テストの対象科目に含まれない。 |
| 文化構想学部 | 一般選抜 | 外国語(英語)・国語・地歴(世界史または日本史) | 2027年度。英語90分75点、国語90分75点、地歴60分50点。 |
| 文化構想学部 | 一般選抜(共通テスト利用方式) | 英語・国語(本学の試験)・大学入学共通テスト1科目(地歴・公民/数学/理科/情報から) | 2027年度。英語90分75点、国語90分75点、共通テスト50点(100点を換算)。 |
| 人間科学部 | 一般選抜(国英型/数英型) | 国英型:共通テスト(国語・選択1科目)+本学の試験(英語・国語)/数英型:共通テスト(数学Ⅰ,A・数学Ⅱ,B,C・選択1科目)+本学の試験(英語・数学) | 2027年度入試概要。国英型は共通テスト国語20点・選択40点、本学の英語50点・国語40点。数英型は共通テスト数学各10点・選択40点、本学の英語50点・数学40点。 |
| 基幹理工学部 | 一般選抜 | 外国語(英語)・数学・理科(物理・化学・生物から2科目) | 2027年度一般選抜概要。外国語120点、数学120点、理科120点(1科目60点)。基幹・創造・先進の3学部は同一日・同一問題。学系単位で募集し、学系ごとに理科の解答パターンの指定あり。 |
| 創造理工学部 | 一般選抜 | 外国語(英語)・数学・理科(物理・化学・生物から2科目)。建築学科は空間表現(鉛筆デッサンなど)も課す | 2027年度一般選抜概要。外国語120点、数学120点、理科120点(1科目60点)。建築学科の空間表現は40点・2時間。 |
| 先進理工学部 | 一般選抜 | 外国語(英語)・数学・理科(物理・化学・生物から2科目) | 2027年度一般選抜概要。外国語120点、数学120点、理科120点(1科目60点)。物理学科・応用物理学科・化学・生命化学科・応用化学科では理科得点に重み付けあり。 |
私立大学は、同じ大学でも入試方式によって問題そのものが変わります。学部別日程は学部ごとに作られた独自問題で、出題傾向も時間配分もそこで決まります。全学部統一方式は複数学部を 1 つの問題で選抜するため標準的な構成になりやすく、取りこぼしが直接響きます。共通テスト利用方式は個別試験を課さない代わりに高い得点率が必要です。下の科目別の説明にある「試験の構成」は方式ごとに書き分けてあるので、受ける方式を決めてから読んでください。
英語と数学は、学部・学科によって課されるかどうかも配点も大きく変わるため、ここでは可否を出していません。科目別の説明と募集要項で確認してください。
科目ごとの目標
早稲田大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 67 | 早慶上智早慶・上智 |
| 国語 | 67 | 早慶上智早稲田・上智 |
| 数学 | 65 | 早慶上智早慶 |
| 理科 | 67 | 早慶上智早慶理工・上智・理科大 |
| 社会 | 68 | 早慶上智早稲田・慶應・上智 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
早稲田大学の英語
- 出題の特徴
- 学部差が極大。法は超長文・正誤・自由英作文、社学は正誤名物、文/文構は要約英作文、政経は共テ併用の総合問題、商・理工は高語彙の速読型。志望学部への特化が絶対条件
- 目標の目安
- 偏差値 67 前後/超長文・正誤・語彙
ここで問われる力と、その対策
早稲田大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 自由英作文テーマについて自分の意見を英語で書かせる形式。減点されない型を先に固定し、書いたものを必ず他人に見てもらう。使い回せる表現を 20〜30 文そろえておくと、本番で書き出しに詰まらない。
- 要約本文の論理構造をつかめているかを直接測る形式。段落ごとの役割(主張・具体例・反論)を印を付けながら読む練習と、字数内で言い換える練習を分けて行う。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
- 文法・語法の独立問題独立した大問として出る場合、知識の穴がそのまま失点になる。網羅系を 1 冊に決めて周回し、間違えた項目だけ総合英語に戻って読む。
- 語彙・熟語語彙が足りないと読解でも英作文でも手が止まる。単語帳は途中で替えず、1 冊を回数で仕上げる。
- マーク式・共通テストマーク式は取りこぼしがそのまま響く。時間内に全問へ到達する形式演習を重ね、迷った問題を捨てる基準を決めておく。
早稲田大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、早稲田大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
早稲田大学におすすめの参考書
早慶・上智の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
このルートは真・英文法大全(難易度 5)から始まります。文法をまだ固めていない場合は、地方国公立のルートの前半(大岩のいちばんはじめの英文法、入門英文解釈の技術70)を先に終えてください。
早稲田大学の国語
- 試験の構成
- 文・文化構想 90分 現現古漢(融合含む)/法 90分/商・社学・人科 60分/教育 90分/政経・国教・スポ科は個別国語なし
- 出題の特徴
- 私大最難関。文・文構は現代文2題+古文+漢文で抽象度の高い評論と融合問題、法は長文評論に記述(100〜180字)、商・社学は60分で現古漢3〜4題と時間が極めて厳しい。政経は共テ国語+総合問題。学部ごとに形式が大きく異なり過去問演習が必須。
- 出題される分野
- 現代文・古文・漢文が出題されます。
- 目標の目安
- 偏差値 67 前後
ここで問われる力と、その対策
早稲田大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 評論の抽象度抽象度の高い評論は、語彙不足と論理の追えなさが同時に効いて崩れる。設問を解く前に、段落ごとの要点を一言でまとめる練習を挟む。
- マーク式・共通テスト選択肢の切り方には型がある。本文の根拠と選択肢の言い換えを一対一で対応させる読み方を、解説の詳しい問題集で身につける。
早稲田大学におすすめの参考書
早稲田・上智の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文
早稲田・上智の国語参考書ルート(全37冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
早稲田大学の数学
- 出題の特徴
- 学部で全く異なる。理工は3問120分でやや難〜難、商・社学は標準〜やや難のマーク+記述。教育・人科は標準レベル
- 目標の目安
- 偏差値 65 前後
ここで問われる力と、その対策
早稲田大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・証明答案の書き方まで採点される。解けたかどうかで止めず、模範解答と自分の答案を論理の飛びで比べる。添削を受けられる環境があると速い。
- 発想力・難問誘導が少ない問題は、解法の暗記だけでは手が出ない。1 問に時間をかけて考え切る演習を週に数問だけ入れる。
- マーク式・穴埋め誘導に乗る速さがそのまま得点になる。設問の流れから次に何を出させたいかを読む練習を、形式のそろった問題集で行う。
- 標準問題の完成度難問より、典型問題を落とさないことで差が付く形式。網羅系を 1 冊決め、解法を再現できるかで周回する。
早稲田大学におすすめの参考書
早慶の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。文系・理系に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
文系
理系
早慶の数学参考書ルート(全14冊)を見る文系・理系別に用意しています
このルートは青チャート(難易度 6)から始まります。網羅・基礎をまだ固めていない場合は、地方国公立のルートの前半(黄チャート)を先に終えてください。
早稲田大学の理科
- 試験の構成
- 理科2科目120分(2科目合わせて)/各60点 計120点(英語120・数学120)
- 出題の特徴
- 物理は大問3題で力学・電磁気がほぼ固定、第3問は熱・波動・原子から出題。空所補充・選択式中心だが設定が新奇で誘導に乗る読解力と文字式処理の速さが必要。化学は大問3題で理論・無機・有機、有機の構造決定と理論の計算が重く、正誤選択の完答形式が多い。生物は知識+実験考察で論述もあり。2科目を120分で解くため時間配分がカギ。
- 出題される分野
- 物理・化学が出題されます。生物は学部・入試方式によって扱いが変わります。地学は出題されません。
- 学部ごとの科目指定
- 基幹理工・創造理工は物理・化学の2科目固定。先進理工は学科により物理+化学/物理+生物/化学+生物の組合せ指定(生命医科学・応用化学などは生物選択可)。教育学部理学科・人間科学部などは理科1科目
- 文系学部の場合
- 文系学部は個別に理科なし(共テ利用方式で理科基礎を課す場合あり)
- 目標の目安
- 偏差値 67 前後
ここで問われる力と、その対策
早稲田大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 実験・データ読解初見の実験データを読ませる出題は、知識量ではなく処理の型で差が付く。図表から読み取れることと、そこから推測したことを分けて書く。
- 知識・正誤知識問題の比重が高い場合、図録・資料集を演習と並行して引く習慣が効く。用語の丸暗記ではなく、図と一緒に覚える。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
早稲田大学におすすめの参考書
早慶理工・上智・理科大の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。物理・化学・生物に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
化学
生物 — 学部・入試方式による
早慶理工・上智・理科大の理科参考書ルート(全45冊)を見る物理・化学・生物別に用意しています
このルートは鎌田の理論化学の講義(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、地方国公立のルートの前半(セミナー化学基礎+化学)を先に終えてください。
早稲田大学の社会
- 試験の構成
- 地歴・公民1科目 60分(法・商・社会科学=日本史探究・世界史探究・公共,政治・経済から1/文・文化構想=日本史探究・世界史探究から1/教育=日本史・世界史・地理から1/人間科学=日本史・世界史・数学から1/政治経済・国際教養・スポーツ科学は共通テスト利用で個別の社会なし)
- 出題の特徴
- 私大最難関級の難度で、教科書の脚注・地図・史料集レベルまで問う細かい知識問題と、正誤判定の精密さが要。文・文化構想は文化史と史料、法は法制史・外交史の通史深掘り、商は経済史・経営史、社学は現代史とテーマ史が頻出。マーク中心だが記述・論述(社学や商で30〜100字程度の説明)も混じり、教育は地理選択が可能。学部ごとに出題色が大きく異なるため、志望学部の過去問を5年分以上解いて頻出分野を特定し、用語集レベルの精度で詰めることが不可欠。
- 出題される分野
- 日本史・世界史が出題されます。地理・政治・経済は学部・入試方式によって扱いが変わります。公共・倫理は出題されません。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 68 前後
ここで問われる力と、その対策
早稲田大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述論述は書いた量ではなく、設問の条件に答えているかで採点される。答案を第三者に見てもらう手段を確保してから演習量を増やす。
- 史料・資料の読み取り資料集は「読むもの」ではなく「引くもの」として使う。演習で出た資料を必ず資料集で確認する往復を習慣にする。
- 用語・一問一答用語の精度が直接得点になる形式。書いて答える出題があるなら、読めるだけでなく漢字で書けるところまで詰める。
- 通史・因果の理解用語を先に詰めても、因果がつながっていないと論述にも正誤判定にも使えない。講義系で流れを通してから暗記に入る。
- 文化史文化史は後回しにされやすく、そのまま失点になりやすい分野。通史とは別に時間を取って一気に片付ける。
- 正誤判定正誤問題は、誤りの作り方(時期のずれ・主体の入れ替え・因果の逆転)に型がある。解説の詳しい問題集で型ごとに潰す。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
早稲田大学におすすめの参考書
早稲田・慶應・上智の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを16冊選びました。日本史・世界史・地理・政治・経済に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史
世界史
地理 — 学部・入試方式による
政治・経済 — 学部・入試方式による
早稲田・慶應・上智の社会参考書ルート(全81冊)を見る日本史・世界史・地理・政治・経済別に用意しています
このルートは石川晶康 日本史探究 授業の実況中継(1) 原始〜古代(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、地方国公立のルートの前半(金谷①古代、金谷②中世近世、スピマス38テーマ)を先に終えてください。
このルートは蔭山面白いほど(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、地方国公立のルートの前半(蔭山の共テ政経、蔭山の共テ公共、スピマス政経)を先に終えてください。
早稲田大学の過去問
ルートの最後は過去問です。早稲田大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
早慶・上智として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。





















































