鎌田の理論化学の講義
大学受験Doシリーズ 鎌田の理論化学の講義 三訂版/旺文社(2024 年)
最終更新:
理論化学を約60テーマの講義で整理するDoシリーズの一冊(旺文社)。橋爪のゼロから劇的にわかる理論化学の授業より前提を置き、計算の立式を入試での使い方から説明する。教科書を終えた人の橋渡し用。演習量は少ない。
基本情報
- 出版社
- 旺文社
- 出版年
- 2024 年
- 対象範囲
- 化学
- 役割
- 導入・講義
- 難易度
- 5 / 10(入試標準)
- 到達目安
- 50〜65
全統記述模試の換算 - 問題数・構成
- 講義+確認問題 約60テーマ
- 想定学習時間
- 30〜45h
- 形式
- 講義+問題集
- ISBN
- 9784010352953
書誌情報は出版社などの公開データ、難易度・到達目安・想定学習時間は編集部の推定値です(算出方法)。
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どんな人に向いているか
教科書を終え入試問題で手が止まる人に向いた一冊です。
理科(化学)の「導入・講義」には 30 冊を収録しています。難易度 5 の鎌田の理論化学の講義は、そのうちもっとも難しい側にあたります(この役割で難易度が 5 より下の本は 24 冊)。
難易度 5 / 10 は「入試標準」の帯です(10 段階の定義)。
強み
- 入試頻出の計算を理屈から説明
- 別冊のまとめが直前の確認に使える
注意点
- 初学者には説明が簡潔すぎる
- 演習量は少なく問題集が別に要る
1 周にかかる期間の目安
1 日 1 時間なら 4〜6 週間、1 日 2 時間なら 2〜3 週間で 1 周できる計算です。
上の想定学習時間を日数に割った目安です。既習範囲と理解度で前後します。
この本が視野に入る志望校
MARCH / 地方国公立 / 旧帝
同じ大学でも学部・方式で必要な到達点は変わります。理科ルート大全のルート画面に志望校名を入れると、出題形式に合わせた並びが出ます。
志望校別ルートでの位置
鎌田の理論化学の講義は、理科の志望校別ルート 64 本のうち 6 本の本編に入っています。志望レベル 6 段階で、何冊目に置き、前後に何を並べているかを示します。
-
MARCH・関関同立難関私大理系(理科1科目)
- 化学・王道網羅型:7 冊中 1 冊目。最初の 1 冊で、次は福間の無機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学、橋爪のゼロから劇的にわかる理論化学の授業、坂田薫のスタンダード化学 理論化学編。このルートでの狙い:理論を最初に固め、各講の例題を自力で完答できるまで戻って読む。
-
地方国公立二次で理科記述がある学部
- 化学・王道網羅型:8 冊中 1 冊目。最初の 1 冊で、次は福間の無機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学、橋爪のゼロから劇的にわかる理論化学の授業、大宮理の化学[理論化学編]が面白いほどわかる本。このルートでの狙い:理論を最初に通し、記述で理由を書けるところまで読み込む。
-
早慶理工・上智・理科大最難関私大理系(理工は2科目)
- 化学・王道網羅型:7 冊中 1 冊目。最初の 1 冊で、次は福間の無機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学、大宮理の化学[理論化学編]が面白いほどわかる本、照井式解法カード 理論化学の最重点。このルートでの狙い:理論を最初に固め、平衡と気体は例題を自力再現できるまで読む。
-
地方旧帝・神戸阪大・名大・東北・九大・北大
- 化学・王道網羅型:8 冊中 1 冊目。最初の 1 冊で、次は福間の無機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学、大宮理の化学[理論化学編]が面白いほどわかる本、照井式解法カード 理論化学の最重点。このルートでの狙い:理論を最初に固め、平衡や結晶格子は理由を口で説明できるまで読む。
-
東大・京大・東京科学大最難関国立(理科2科目)
- 化学・王道網羅型:8 冊中 1 冊目。最初の 1 冊で、次は福間の無機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学、大宮理の化学[理論化学編]が面白いほどわかる本、原点からの化学 化学の理論。このルートでの狙い:理論を最初に固め、各テーマを原理から説明できる状態まで読む。
-
医学部医学科国公立医・私立医(取りこぼし0)
- 化学・王道網羅型:8 冊中 1 冊目。最初の 1 冊で、次は福間の無機化学の講義。代わりに使える本:宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学、大宮理の化学[理論化学編]が面白いほどわかる本、坂田薫のスタンダード化学 理論化学編。このルートでの狙い:理論を最初に固め、曖昧な単元を残さず全講を読み切る。
同じ役割・同じレベルの参考書
鎌田の理論化学の講義と同じ「導入・講義」の枠で、難易度が近い参考書です。この中から 1 冊を選び切れば足ります。
この本と同じ難易度で、18h 短く終わる。無機化学の要点を約35項目のカードに絞った講義+演習書(Gakken)。
この本と同じ難易度で、13h 短く終わる。有機化学の解法を約40項目のカードにまとめた講義+演習書(Gakken)。
この本のあとに進む参考書
鎌田の理論化学の講義のあとは次の段階に進みます。理科(化学)のルートでは、以下が接続先の候補です。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 12h 多くかかる。入試基礎から標準の典型問題約200題を必修問題と演習問題に分けた問題集(旺文社)。
この本と同じ難易度で、仕上げるのに 27h 多くかかる。化学基礎と化学の全範囲を約400ページで解説し例題と練習を付けた参考書(数研出版)。
この本と同じ難易度で、6h 短く終わる。入試での出題頻度順に約2,000問を並べた一問一答(Gakken)。
この本と同じ難易度で、想定時間はほぼ同じ。Doシリーズの講義3冊に対応する約150題の演習書(旺文社)。
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