明治大学の参考書ルート
明治大学(私立/難関私大)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
最終更新:
出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 難関私大MARCH・関関同立
- 区分
- 私立
- 目標の目安
- 偏差値 57〜62
明治大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、明治大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
私立大学は、同じ大学でも入試方式によって問題そのものが変わります。学部別日程は学部ごとに作られた独自問題で、出題傾向も時間配分もそこで決まります。全学部統一方式は複数学部を 1 つの問題で選抜するため標準的な構成になりやすく、取りこぼしが直接響きます。共通テスト利用方式は個別試験を課さない代わりに高い得点率が必要です。下の科目別の説明にある「試験の構成」は方式ごとに書き分けてあるので、受ける方式を決めてから読んでください。
英語と数学は、学部・学科によって課されるかどうかも配点も大きく変わるため、ここでは可否を出していません。科目別の説明と募集要項で確認してください。
科目ごとの目標
明治大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 59 | 難関私大MARCH・関関同立 |
| 国語 | 62 | 難関私大MARCH・関関同立 |
| 数学 | 57 | 難関私大MARCH・関関同立 |
| 理科 | 60 | 難関私大MARCH・関関同立 |
| 社会 | 62 | 難関私大MARCH・関関同立 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
明治大学の英語
- 出題の特徴
- 学部別60〜90分、長文2題+会話・文法語彙のマーク中心。英文量が多く語彙はやや難だが設問は素直。パラグラフ単位の速読と語彙・熟語の網羅で高得点を狙う
- 目標の目安
- 偏差値 59 前後/速読・語彙・会話文
ここで問われる力と、その対策
明治大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
- 文法・語法の独立問題独立した大問として出る場合、知識の穴がそのまま失点になる。網羅系を 1 冊に決めて周回し、間違えた項目だけ総合英語に戻って読む。
- 語彙・熟語語彙が足りないと読解でも英作文でも手が止まる。単語帳は途中で替えず、1 冊を回数で仕上げる。
- 会話文会話特有の定型表現は長文の勉強では拾えない。頻出表現をまとめて覚える時間を別に取る。
- マーク式・共通テストマーク式は取りこぼしがそのまま響く。時間内に全問へ到達する形式演習を重ね、迷った問題を捨てる基準を決めておく。
明治大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、明治大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
明治大学におすすめの参考書
MARCH・関関同立の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。国公立二次型(記述)・私立個別型(マーク)に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
国公立二次型(記述)
-
長文読解 英語長文プラス 速読トレーニング(私立個別型(マーク)でも使う) 重点:速読/GMARCHの対策として収録/「長文の分量・速読」に対応/「速読」対策として 分量勝負の形式。WPMを計測して読速を底上げ
私立個別型(マーク)
MARCH・関関同立の英語参考書ルート(全19冊)を見る国公立二次型・私立個別型別に用意しています
明治大学の国語
- 試験の構成
- 学部別 60分:文は現現古漢(漢文独立)、法・政経・商・経営・情コミ・国際日本は現代文2+古文1(漢文は古文融合か出題なし)/全学部統一 60分 現古(漢)
- 出題の特徴
- マーク中心だが抜き出し・30〜40字程度の記述も出る。現代文は本格的な評論2題でボリュームが大きく、60分で3〜4題は時間が厳しい。漢文が独立出題されるのは文学部(全学統一は学科により漢文選択)。法学部は長文評論1題+古文で設問量が多い。理工・農・総合数理に国語なし。
- 出題される分野
- 現代文・古文が出題されます。漢文は学部・入試方式によって扱いが変わります。
- 目標の目安
- 偏差値 62 前後
ここで問われる力と、その対策
明治大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 評論の抽象度抽象度の高い評論は、語彙不足と論理の追えなさが同時に効いて崩れる。設問を解く前に、段落ごとの要点を一言でまとめる練習を挟む。
- マーク式・共通テスト選択肢の切り方には型がある。本文の根拠と選択肢の言い換えを一対一で対応させる読み方を、解説の詳しい問題集で身につける。
明治大学におすすめの参考書
MARCH・関関同立の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文 — 学部・入試方式による
MARCH・関関同立の国語参考書ルート(全33冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
明治大学の数学
- 出題の特徴
- 標準〜やや難でマーク中心。時間が厳しく処理速度が最重要。理工は記述もある
- 目標の目安
- 偏差値 57 前後
ここで問われる力と、その対策
明治大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・証明答案の書き方まで採点される。解けたかどうかで止めず、模範解答と自分の答案を論理の飛びで比べる。添削を受けられる環境があると速い。
- 処理速度・計算量発想ではなく計算で落とす失点は、専用の練習でしか減らない。式変形の手数を減らす型を覚え、時間を計って解く。
- 発想力・難問誘導が少ない問題は、解法の暗記だけでは手が出ない。1 問に時間をかけて考え切る演習を週に数問だけ入れる。
- マーク式・穴埋め誘導に乗る速さがそのまま得点になる。設問の流れから次に何を出させたいかを読む練習を、形式のそろった問題集で行う。
- 標準問題の完成度難問より、典型問題を落とさないことで差が付く形式。網羅系を 1 冊決め、解法を再現できるかで周回する。
明治大学におすすめの参考書
MARCH・関関同立の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。文系・理系に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
文系
理系
MARCH・関関同立の数学参考書ルート(全10冊)を見る文系・理系別に用意しています
このルートは青チャート(難易度 6)から始まります。網羅・基礎をまだ固めていない場合は、日東駒専・産近甲龍のルートの前半(やさしい高校数学、黄チャート)を先に終えてください。
明治大学の理科
- 試験の構成
- 理工 学部別:理科1科目80分 120点(英語120・数学120)/農学部:理科1科目60分 100点
- 出題の特徴
- 理工の物理は大問3題で力学・電磁気に加え熱・波動から1題、マーク式と記述式の併用で標準〜やや難、計算量が多い。化学は大問3題で理論(平衡・反応速度)・無機・有機(構造決定・高分子)をバランスよく出題し、計算と正誤選択が中心。農学部の化学・生物は教科書レベルの知識中心で取り組みやすく、生物は遺伝・代謝・生態が頻出。全学部統一入試は理科1科目60分。
- 出題される分野
- 物理・化学が出題されます。生物は学部・入試方式によって扱いが変わります。地学は出題されません。
- 学部ごとの科目指定
- 理工学部 学部別入試:理科1科目(物理・化学から1、学科により指定。生物不可)。農学部:理科1科目(化学・生物から1、農学科等は物理も可)。総合数理は理科なし
- 文系学部の場合
- 文系学部は理科なし(共テ利用で理科基礎可)
- 目標の目安
- 偏差値 60 前後
ここで問われる力と、その対策
明治大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 知識・正誤知識問題の比重が高い場合、図録・資料集を演習と並行して引く習慣が効く。用語の丸暗記ではなく、図と一緒に覚える。
明治大学におすすめの参考書
MARCH・関関同立の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。物理・化学・生物に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
化学
生物 — 学部・入試方式による
MARCH・関関同立の理科参考書ルート(全43冊)を見る物理・化学・生物別に用意しています
このルートは鎌田の理論化学の講義(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、日東駒専・産近甲龍のルートの前半(宇宙一わかりやすい高校化学 理論化学、宇宙一わかりやすい高校化学 無機化学、宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学)を先に終えてください。
このルートは山川喜輝の生物が面白いほどわかる本(難易度 4)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、日東駒専・産近甲龍のルートの前半(リードLightノート生物、生物 入門問題精講)を先に終えてください。
明治大学の社会
- 試験の構成
- 地歴・公民1科目 60分(政治経済・法・商・経営・情報コミュニケーション・国際日本=日本史探究・世界史探究・地理探究・公共,政治・経済から1/文=日本史探究・世界史探究・地理探究から1で政経は不可)
- 出題の特徴
- MARCH最難関級の難度で、教科書本文を超える細かい語句や年代整序、正誤の組合せ問題が多い。文学部は史学地理学科を擁するだけあって史料・地図問題と文化史が濃く、記述で漢字を正確に書かせる。政治経済・商は近現代の経済史・外交史が頻出で、政経選択者には時事的な出題もある。全学部統一入試はマーク中心で処理速度が要求される。学部差が大きいので志望学部の過去問で出題形式を固定し、用語集と一問一答で細部の精度を上げることが合格の分かれ目になる。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理が出題されます。政治・経済は学部・入試方式によって扱いが変わります。公共・倫理は出題されません。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 62 前後
ここで問われる力と、その対策
明治大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 史料・資料の読み取り資料集は「読むもの」ではなく「引くもの」として使う。演習で出た資料を必ず資料集で確認する往復を習慣にする。
- 用語・一問一答用語の精度が直接得点になる形式。書いて答える出題があるなら、読めるだけでなく漢字で書けるところまで詰める。
- 文化史文化史は後回しにされやすく、そのまま失点になりやすい分野。通史とは別に時間を取って一気に片付ける。
- 正誤判定正誤問題は、誤りの作り方(時期のずれ・主体の入れ替え・因果の逆転)に型がある。解説の詳しい問題集で型ごとに潰す。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
明治大学におすすめの参考書
MARCH・関関同立の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを16冊選びました。日本史・世界史・地理・政治・経済に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史
世界史
地理
政治・経済 — 学部・入試方式による
MARCH・関関同立の社会参考書ルート(全80冊)を見る日本史・世界史・地理・政治・経済別に用意しています
このルートは石川晶康 日本史探究 授業の実況中継(1) 原始〜古代(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、日東駒専・産近甲龍のルートの前半(教科書よりやさしい日本史、金谷①古代、金谷③近現代)を先に終えてください。
このルートは世界史探究授業の実況中継(1) 先史〜中世ヨーロッパ(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、日東駒専・産近甲龍のルートの前半(教科書よりやさしい世界史)を先に終えてください。
このルートは蔭山面白いほど(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、日東駒専・産近甲龍のルートの前半(スピマス政経)を先に終えてください。
明治大学の過去問
ルートの最後は過去問です。明治大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
MARCH・関関同立として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。























































