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網羅系ランキング — 1周の重さが軽い順に並べる

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公開 2026-09-09 ルート大全 編集部

網羅系選びの記事は「どれが上か」を論じがちですが、実際に受験の結果を分けるのはその 1 冊を最後まで通せたかどうかです。この記事では、収録している網羅系・傍用問題集を想定学習時間の短い順に並べ、そこから選び方を考えます。

軽い順に並べる

数学の「土台」の役割を持つ本を、想定学習時間の短い順に並べます。順位はデータから毎回計算しています。

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一覧の上下で 5 倍以上の開きがあります。同じ「網羅系」という言葉で呼ばれていても、要求する時間はまったく違います。

重さの順に並べ直す

逆に、重い順も見ておきます。ここに入る本を選ぶということは、その科目に半年以上を固定するという判断になります。

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数学の土台にあたる本のうち、想定学習時間が長い順に 8 冊。
順位参考書出版社想定学習時間
1赤チャート数研出版300時間
2Focus Gold啓林館300時間
3青チャート数研出版280時間
4NEW ACTION LEGEND東京書籍280時間
5合格る数学文英堂250時間
6黄チャート数研出版240時間
7NEW ACTION FRONTIER東京書籍230時間
8教科書傍用 サクシード 数学数研出版225時間

傍用問題集がここに入るのは、問題数が多いためです。学校で配られている場合は、全部を解く前提で時間を計算しないでください。指定された範囲だけ通すのが現実的な運用になります。

始める時期から選ぶ順位

ここからは編集部が順位を付けます。基準は「高 3 の春から始めて、夏までに 1 周し終えられるか」です。到達点の高さではありません。

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「高 3 の春から始めて夏までに 1 周し終えられるか」を基準に、軽い順に並べたもの。到達点の高さの順ではありません。
軽い順参考書難易度想定学習時間この位置にした理由
1基礎問題精講4 / 10140時間入試頻出のパターンに絞ってあるので、全範囲を最短で 1 周できます。網羅性ではチャートに劣るぶん、次の演習書との段差が大きくなる点に注意します。
2理解しやすい数学4 / 10180時間教科書の説明を厚くした作りで、講義書を兼ねられます。網羅系と参考書を 1 冊で済ませたいときに入ります。
3白チャート3 / 10200時間チャート式で最もやさしい版です。教科書の内容そのものに不安がある段階から入れます。難関大の二次を狙うなら、これのあとにもう一段要ります。
4黄チャート5 / 10240時間受験生の中心帯です。青チャートを開いて例題で手が止まるなら、ここまで落とすのは妥当な判断になります。
5青チャート6 / 10280時間採用校が多く、例題だけに絞る運用がしやすい構成です。高 3 春からでも、層を切れば通せます。
6Focus Gold6 / 10300時間1 冊で入試応用まで届く設計です。そのぶん重く、高 1・高 2 から時間をかけられる場合に向きます。
7赤チャート7 / 10300時間チャート式の最上位です。基礎が固まっていない状態で入ると消化不良になります。多くの受験生には過剰で、青チャートに演習書を足すほうが効率的です。

網羅系を選んだあとにやること

網羅系は買った時点では何も終わっていません。最初に決めるのは、どの層までやるかです。

  • 例題だけ 1 周する。 全分野の解法在庫を先に作ります。ここで完璧を目指しません。
  • 2 周目は、1 周目に解けなかった例題だけ。 印を付けておくと時間が半分以下になります。
  • 練習・演習問題は志望校で取捨する。 共通テスト中心なら例題の完成度を上げるほうが得点が動きます。

選び分けそのものは網羅系はどれを選ぶかに、青チャートと Focus Gold の比較は青チャート vs Focus Goldにまとめました。

完走できる重さを選ぶ

網羅系は途中でやめると、やった範囲の解法しか残りません。1 段やさしい本を最後まで終えるほうが、上位の本を半分で放り出すより確実に力になります。

網羅系のあとの並び

網羅系は単体で完結しません。志望校と現在地を選ぶと、そのあとに挟む演習書まで並びで確認できます。