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網羅系ランキング — 1周の重さが軽い順に並べる
ランキング の記事
網羅系選びの記事は「どれが上か」を論じがちですが、実際に受験の結果を分けるのはその 1 冊を最後まで通せたかどうかです。この記事では、収録している網羅系・傍用問題集を想定学習時間の短い順に並べ、そこから選び方を考えます。
軽い順に並べる
数学の「土台」の役割を持つ本を、想定学習時間の短い順に並べます。順位はデータから毎回計算しています。
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| 順位 | 参考書 | 出版社 | 想定学習時間 |
|---|---|---|---|
| 1 | 公式・定理 一問一答 完全版 | ナガセ(東進) | 35時間 |
| 2 | マスターキー 数学I・A・II・B+ベクトル | 学研(河野塾BOOKS) | 50時間 |
| 3 | GOLDEN ROUTE(ゴールデンルート)数学IA・IIB | KADOKAWA | 65時間 |
| 4 | Super Quick 数学 | 数研出版 | 70時間 |
| 5 | 合格!数学(マセマ) | マセマ出版社 | 130時間 |
| 6 | 基礎問題精講 | 旺文社 | 140時間 |
| 7 | 教科書傍用 3ROUND数学 | 数研出版 | 165時間 |
| 8 | 教科書傍用 REPEAT数学 | 数研出版 | 165時間 |
| 9 | 理解しやすい数学 | 文英堂 | 180時間 |
| 10 | 4STEP(教科書傍用) | 数研出版 | 180時間 |
| 11 | 教科書傍用 3TRIAL数学 | 数研出版 | 195時間 |
| 12 | 教科書傍用 クリアー数学 | 数研出版 | 195時間 |
| 13 | 白チャート | 数研出版 | 200時間 |
| 14 | 教科書傍用 サクシード 数学 | 数研出版 | 225時間 |
一覧の上下で 5 倍以上の開きがあります。同じ「網羅系」という言葉で呼ばれていても、要求する時間はまったく違います。
重さの順に並べ直す
逆に、重い順も見ておきます。ここに入る本を選ぶということは、その科目に半年以上を固定するという判断になります。
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| 順位 | 参考書 | 出版社 | 想定学習時間 |
|---|---|---|---|
| 1 | 赤チャート | 数研出版 | 300時間 |
| 2 | Focus Gold | 啓林館 | 300時間 |
| 3 | 青チャート | 数研出版 | 280時間 |
| 4 | NEW ACTION LEGEND | 東京書籍 | 280時間 |
| 5 | 合格る数学 | 文英堂 | 250時間 |
| 6 | 黄チャート | 数研出版 | 240時間 |
| 7 | NEW ACTION FRONTIER | 東京書籍 | 230時間 |
| 8 | 教科書傍用 サクシード 数学 | 数研出版 | 225時間 |
傍用問題集がここに入るのは、問題数が多いためです。学校で配られている場合は、全部を解く前提で時間を計算しないでください。指定された範囲だけ通すのが現実的な運用になります。
始める時期から選ぶ順位
ここからは編集部が順位を付けます。基準は「高 3 の春から始めて、夏までに 1 周し終えられるか」です。到達点の高さではありません。
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| 軽い順 | 参考書 | 難易度 | 想定学習時間 | この位置にした理由 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 基礎問題精講 | 4 / 10 | 140時間 | 入試頻出のパターンに絞ってあるので、全範囲を最短で 1 周できます。網羅性ではチャートに劣るぶん、次の演習書との段差が大きくなる点に注意します。 |
| 2 | 理解しやすい数学 | 4 / 10 | 180時間 | 教科書の説明を厚くした作りで、講義書を兼ねられます。網羅系と参考書を 1 冊で済ませたいときに入ります。 |
| 3 | 白チャート | 3 / 10 | 200時間 | チャート式で最もやさしい版です。教科書の内容そのものに不安がある段階から入れます。難関大の二次を狙うなら、これのあとにもう一段要ります。 |
| 4 | 黄チャート | 5 / 10 | 240時間 | 受験生の中心帯です。青チャートを開いて例題で手が止まるなら、ここまで落とすのは妥当な判断になります。 |
| 5 | 青チャート | 6 / 10 | 280時間 | 採用校が多く、例題だけに絞る運用がしやすい構成です。高 3 春からでも、層を切れば通せます。 |
| 6 | Focus Gold | 6 / 10 | 300時間 | 1 冊で入試応用まで届く設計です。そのぶん重く、高 1・高 2 から時間をかけられる場合に向きます。 |
| 7 | 赤チャート | 7 / 10 | 300時間 | チャート式の最上位です。基礎が固まっていない状態で入ると消化不良になります。多くの受験生には過剰で、青チャートに演習書を足すほうが効率的です。 |
網羅系を選んだあとにやること
網羅系は買った時点では何も終わっていません。最初に決めるのは、どの層までやるかです。
- 例題だけ 1 周する。 全分野の解法在庫を先に作ります。ここで完璧を目指しません。
- 2 周目は、1 周目に解けなかった例題だけ。 印を付けておくと時間が半分以下になります。
- 練習・演習問題は志望校で取捨する。 共通テスト中心なら例題の完成度を上げるほうが得点が動きます。
選び分けそのものは網羅系はどれを選ぶかに、青チャートと Focus Gold の比較は青チャート vs Focus Goldにまとめました。
完走できる重さを選ぶ
網羅系は途中でやめると、やった範囲の解法しか残りません。1 段やさしい本を最後まで終えるほうが、上位の本を半分で放り出すより確実に力になります。




















