数学III・Cの入試基礎/講義と演習
大学への数学 数学IIICの入試基礎/講義と演習 増補版/東京出版(2024 年)
最終更新:
数III・Cの基本事項を講義編と演習編(112頁)で固める東京出版の分野導入書(2024年増補版)。同じ東京出版の微積分/基礎の極意が難関向けの研究書なのに対し、こちらは入試対策の入口に置く薄い本。1対1対応の演習へ進む前の橋渡し向け。単体では演習が足りない。
基本情報
- 出版社
- 東京出版
- 出版年
- 2024 年
- 対象範囲
- IIIC
- 役割
- 分野別
- 難易度
- 5 / 10(入試標準)
- 到達目安
- 50〜60
全統記述模試の換算 - 問題数・構成
- 講義編+演習編(112頁)
- 想定学習時間
- 30〜45h
- 形式
- 分野導入
- ISBN
- 9784887422780
書誌情報は出版社などの公開データ、難易度・到達目安・想定学習時間は編集部の推定値です(算出方法)。
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どんな人に向いているか
数IIICの入試対策を始めたばかりの理系受験生に向いた一冊です。
数学の「分野別」には 21 冊を収録しています。難易度 5 の数学III・Cの入試基礎/講義と演習は、そのうちもっともやさしい側にあたります(この役割で難易度が 5 より下の本は 2 冊)。
難易度 5 / 10 は「入試標準」の帯です(10 段階の定義)。
強み
- 数IIICの入試基礎を短期間で整備
- 新課程の増補版で範囲に対応
注意点
- 単体では演習が足りない
- 文系には不要な範囲
1 周にかかる期間の目安
1 日 1 時間なら 4〜6 週間、1 日 2 時間なら 2〜3 週間で 1 周できる計算です。
上の想定学習時間を日数に割った目安です。既習範囲と理解度で前後します。
この本が視野に入る志望校
地方国公立 / GMARCH理系
同じ大学でも学部・方式で必要な到達点は変わります。数学ルート大全のルート画面に志望校名を入れると、出題形式に合わせた並びが出ます。
志望校別ルートでの位置
数学III・Cの入試基礎/講義と演習は、数学の志望校別ルート 32 本のいずれにも組み込んでいません。同じ「分野別」の枠でルートに採用しているのはハッとめざめる確率(4 本)、微積分/基礎の極意(1 本)、マスター・オブ・整数(1 本)です。相性でこの本を選ぶなら、その位置に差し替えて進めてください。
同じ役割・同じレベルの参考書
数学III・Cの入試基礎/講義と演習と同じ「分野別」の枠で、難易度が近い参考書です。この中から 1 冊を選び切れば足ります。
この本と同じ難易度で、想定時間はほぼ同じ。細野真宏による1題ごとの思考プロセスを言語化する分野別講義シリーズ(小学館、2003年、例題約70題)。
この本より 1 つ下の難易度で、想定時間はほぼ同じ。志田晶による数Cベクトルの講義書(KADOKAWA、2025年改訂第2版、336頁)。
この本より 1 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。鳥山昌純による教科書で手薄になりがちな分野を補う河合出版のシリーズ(2024年改訂版、例題・類題・力だめし計83題)。
この本より 1 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。整数・場合の数と確率・ベクトルの3分野で入試に使うパターンを30個に整理する分野別シリーズ(技術評論社、2015年)。
この本のあとに進む参考書
数学III・Cの入試基礎/講義と演習のあとの候補です。同じ「分野別」でレベルを上げる道と、次の段階へ進む道の両方を並べています。
この本より 2 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。旺文社「分野別標準問題精講」のベクトル編で、入試標準〜応用の記述問題集。
この本より 2 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。旺文社の分野別標準問題精講シリーズの軌跡・領域編(2024年)。
この本より 2 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。旺文社の分野別標準問題精講シリーズの二次曲線・複素数平面編(2024年)。
この本より 1 つ上の難易度で、仕上げるのに 30h 多くかかる。千葉大学の入試数学15年分を収めた大学別過去問集(教学社)。
この本より 2 つ上の難易度で、仕上げるのに 40h 多くかかる。神戸大学の入試数学15年分(2010〜2024年度)を収めた大学別過去問集(教学社)。
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