近畿大学の参考書ルート
近畿大学(私立/中堅私大)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。医学部医学科は他学部と条件が変わるので、別に節を設けています。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
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出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 中堅私大日東駒専・産近甲龍
- 区分
- 私立
- 目標の目安
- 偏差値 50〜54
近畿大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、近畿大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
私立大学は、同じ大学でも入試方式によって問題そのものが変わります。学部別日程は学部ごとに作られた独自問題で、出題傾向も時間配分もそこで決まります。全学部統一方式は複数学部を 1 つの問題で選抜するため標準的な構成になりやすく、取りこぼしが直接響きます。共通テスト利用方式は個別試験を課さない代わりに高い得点率が必要です。下の科目別の説明にある「試験の構成」は方式ごとに書き分けてあるので、受ける方式を決めてから読んでください。
英語と数学は、学部・学科によって課されるかどうかも配点も大きく変わるため、ここでは可否を出していません。科目別の説明と募集要項で確認してください。
近畿大学の医学部医学科について
医学部医学科は、同じ大学の他学部と同じ問題を使う場合でも、合格に必要な得点率が大きく上がります。理科の科目指定が別に決められていたり、面接・小論文が課されたりするのも医学科の特徴です。私立の医科大学では、医学部だけの独自問題を作っている大学もあります。
このページの参考書は、科目ごとに英語は日東駒専・産近甲龍、国語は日東駒専・産近甲龍、数学は日東駒専・産近甲龍、理科は日東駒専・産近甲龍、社会は日東駒専・産近甲龍のルートから選んでいます。近畿大学全体の志望レベルで選んでいるので、医学科を受けるなら、下に出している条件のぶんだけ到達点を上げて考えてください。
- 理科の科目指定(医学科)
- 医学科:理科2科目(物理・化学・生物から2)120分 200点。前期・後期・共テ併用あり。標準〜やや難
面接・小論文の有無と配点、共通テストの必要科目は年度によって変わります。出願前に必ず募集要項で確認してください。小論文の対策は小論文ルート大全にまとめています。
科目ごとの目標
近畿大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 50 | 中堅私大日東駒専・産近甲龍 |
| 国語 | 54 | 中堅私大日東駒専・産近甲龍 |
| 数学 | 50 | 中堅私大日東駒専・産近甲龍 |
| 理科 | 52 | 中堅私大日東駒専・産近甲龍 |
| 社会 | 53 | 中堅私大日東駒専・産近甲龍 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
近畿大学の英語
- 出題の特徴
- 60分・大問7前後の全問マーク。会話文・文法語法・整序・同意表現・長文と小問数が多く時間がタイト。標準レベルを即答する文法語彙の自動化と時間配分が鍵
- 目標の目安
- 偏差値 50 前後/文法・語彙・速読
ここで問われる力と、その対策
近畿大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
- 文法・語法の独立問題独立した大問として出る場合、知識の穴がそのまま失点になる。網羅系を 1 冊に決めて周回し、間違えた項目だけ総合英語に戻って読む。
- 語彙・熟語語彙が足りないと読解でも英作文でも手が止まる。単語帳は途中で替えず、1 冊を回数で仕上げる。
- 会話文会話特有の定型表現は長文の勉強では拾えない。頻出表現をまとめて覚える時間を別に取る。
- マーク式・共通テストマーク式は取りこぼしがそのまま響く。時間内に全問へ到達する形式演習を重ね、迷った問題を捨てる基準を決めておく。
近畿大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、近畿大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
近畿大学におすすめの参考書
日東駒専・産近甲龍の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
近畿大学の国語
- 試験の構成
- 一般入試前期・後期(文系)60分 現代文2+古文1(文芸学部は漢文を含む場合あり)/理工・建築・薬・農・医・生物理工・工・産業理工は国語なし
- 出題の特徴
- 全問マークで現代文2題(評論+随筆・小説)+古文1題。現代文は語彙・漢字・文学史など知識問題と内容一致が中心、古文は文法・敬語・和歌修辞が頻出。漢文は文芸学部のみ(要確認)。試験日が多く問題の形式は毎回同じなので、過去問演習の量で安定して得点できる。
- 出題される分野
- 現代文・古文が出題されます。漢文は学部・入試方式によって扱いが変わります。
- 目標の目安
- 偏差値 54 前後
ここで問われる力と、その対策
近畿大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 和歌・古文常識和歌の修辞と当時の生活・官職の知識は、本文中で説明されないまま前提にされる。読解書とは別に一度まとめて入れておく。
- 文学史出題されるなら配点は小さいが、対策の有無で差が付きやすい。作品と成立年代・ジャンルの対応だけを一覧で覚える。
- 漢字・語彙現代文の語彙は読解の速度にも効く。漢字と評論用語を別冊で用意し、毎日少量ずつ進める。
- 評論の抽象度抽象度の高い評論は、語彙不足と論理の追えなさが同時に効いて崩れる。設問を解く前に、段落ごとの要点を一言でまとめる練習を挟む。
- マーク式・共通テスト選択肢の切り方には型がある。本文の根拠と選択肢の言い換えを一対一で対応させる読み方を、解説の詳しい問題集で身につける。
近畿大学におすすめの参考書
日東駒専・産近甲龍の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文 — 学部・入試方式による
日東駒専・産近甲龍の国語参考書ルート(全25冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
近畿大学の数学
- 出題の特徴
- 標準レベルでマーク中心。学部数が多く形式も多様
- 目標の目安
- 偏差値 50 前後
ここで問われる力と、その対策
近畿大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- マーク式・穴埋め誘導に乗る速さがそのまま得点になる。設問の流れから次に何を出させたいかを読む練習を、形式のそろった問題集で行う。
- 標準問題の完成度難問より、典型問題を落とさないことで差が付く形式。網羅系を 1 冊決め、解法を再現できるかで周回する。
近畿大学におすすめの参考書
日東駒専・産近甲龍の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
近畿大学の理科
- 試験の構成
- 一般入試前期A日程:理科1科目60分 100点
- 出題の特徴
- 物理は大問3題で力学・電磁気に加え熱・波動から出題、マーク式で標準レベル、問題数が多めで処理速度が必要。化学は理論・無機・有機から大問3題、マーク式で計算問題と知識問題がバランスよく出題され標準的。生物は知識と基本的考察。複数日程で問題が異なり、難度は安定して標準的。産近甲龍の中では志願者が多く競争率が高いため、標準問題を確実に取り切ることが重要。
- 出題される分野
- 物理・化学・生物が出題されます。地学は出題されません。
- 学部ごとの科目指定
- 理工・建築・情報学部:理科1科目(物理・化学から1、学科により物理指定あり)。農学部・生物理工学部:物化生から1。薬学部:化学指定(一部方式で物化生選択)
- 医学部医学科の場合
- 上の「近畿大学の医学部医学科について」にまとめています。
- 文系学部の場合
- 文系学部は理科なし
- 目標の目安
- 偏差値 52 前後
ここで問われる力と、その対策
近畿大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 知識・正誤知識問題の比重が高い場合、図録・資料集を演習と並行して引く習慣が効く。用語の丸暗記ではなく、図と一緒に覚える。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
近畿大学におすすめの参考書
日東駒専・産近甲龍の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。物理・化学・生物に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
化学
生物
日東駒専・産近甲龍の理科参考書ルート(全40冊)を見る物理・化学・生物別に用意しています
近畿大学の社会
- 試験の構成
- 地歴・公民1科目 60分(一般入試前期A・B日程などで『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『地理総合,地理探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から1)
- 出題の特徴
- 産近甲龍のなかで選択科目の幅が最も広く、倫理や地理でも受験できるのが利点。出題は全問マーク式で教科書レベルの標準問題が中心、大問4題前後の構成が定番。日本史は各時代を万遍なく出し史料・文化史も含む、世界史は西洋史と中国史の通史が軸。地理は統計・地形図の読図が多い。日程が非常に多く受験機会に恵まれるため、同一形式の過去問を数年分こなして時間配分を固めるのが効果的。基礎の完成度がそのまま得点率に反映される試験。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理が出題されます。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 53 前後
ここで問われる力と、その対策
近畿大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 史料・資料の読み取り資料集は「読むもの」ではなく「引くもの」として使う。演習で出た資料を必ず資料集で確認する往復を習慣にする。
- 通史・因果の理解用語を先に詰めても、因果がつながっていないと論述にも正誤判定にも使えない。講義系で流れを通してから暗記に入る。
- 文化史文化史は後回しにされやすく、そのまま失点になりやすい分野。通史とは別に時間を取って一気に片付ける。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
近畿大学におすすめの参考書
日東駒専・産近甲龍の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを24冊選びました。日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史
世界史
地理
公共
政治・経済
倫理
日東駒専・産近甲龍の社会参考書ルート(全64冊)を見る日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理別に用意しています
このルートは蔭山面白いほど(難易度 5)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、共通テスト対策のルートの前半(蔭山の共テ政経、蔭山の共テ公共)を先に終えてください。
近畿大学の過去問
ルートの最後は過去問です。近畿大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
日東駒専・産近甲龍として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。




























































