現代文 読解の基礎講義
新版 現代文 読解の基礎講義(シグマベスト)/文英堂(2024 年)
最終更新:
客観的速読法と論理的解答法を講義する読解法の本(文英堂、2024年新版)。同帯のCanPass 現代文が演習主体なのに対し、読解法・解答法・共通テスト対策の3章を東大・京大などの例題10題で一貫して進める。国公立二次の記述を見据える旧帝・地方国公立志望者向け。416頁と厚く、基礎が無いと重い。
基本情報
- 出版社
- 文英堂
- 出版年
- 2024 年
- 対象範囲
- 現代文
- 役割
- 入試標準
- 難易度
- 5 / 10(入試標準)
- 到達目安
- 52〜65
全統記述模試の換算 - 問題数・構成
- 基礎講義6・集中講義1・例題10題/416頁
- 想定学習時間
- 30〜40h
- 形式
- 講義+演習
- ページ数
- 416 ページ
- ISBN
- 9784578245100
書誌情報は出版社などの公開データ、難易度・到達目安・想定学習時間は編集部の推定値です(算出方法)。
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どんな人に向いているか
国公立二次の記述を見据えて読解法を固めたい人に向いた一冊です。
難易度 5 / 10 は「入試標準」の帯です(10 段階の定義)。
構成
- FAQ 現代文学習に対する悩みや疑問を解消しよう
- 第1章 客観的速読法(基礎講義1〜3・例題1-1〜1-4)
- 第2章 論理的解答法(基礎講義4〜6・例題2-1〜2-4)
- 第3章 大学入学共通テスト(集中講義・例題3-1〜3-2)
- 巻末 基幹知識の修得(基幹知識①〜⑮)
目次の大きな単位です(出版社の公表している書誌情報による)。
使い方の手順
- 1周目第1章の基礎講義1〜3で論理的文章・小説・随想の読み方を学び、例題1-1〜1-4で同じ手順を自分で再現する。
- 2周目第2章の基礎講義4〜6で記述式・選択式・心情説明型の解答法を学び、例題2-1〜2-4の答案を自分で書いてから解説と比べる。
- 3周目以降第3章の共通テスト対策の例題2題を解き、第1・2章の方法が選択式でも使えるかを確かめる。外した例題は講義に戻って解き直す。
- 仕上げ巻末の基幹知識①〜⑮を読み、例題10題の本文で出てきた語や考え方と結び付けて整理する。
編集部がすすめる進め方です。1 周目で完璧を求めず、周回で仕上げる前提で書いています。
終わりの基準
例題10題すべてで、本文の読み方と答案の組み立てを講義の手順どおりに説明できる状態。
強み
- 線の引き方から答案作成まで一貫
- 記述の型が具体的
- 2024年新版で入手しやすい
注意点
- 416頁と分厚い
- 基礎読解が無いと重い
1 周にかかる期間の目安
1 日 1 時間なら 4〜6 週間、1 日 2 時間なら 15〜20 日で 1 周できる計算です。
上の想定学習時間を日数に割った目安です。既習範囲と理解度で前後します。
この本が視野に入る志望校
旧帝 / 地方国公立 / 早慶
同じ大学でも学部・方式で必要な到達点は変わります。国語ルート大全のルート画面に志望校名を入れると、出題形式に合わせた並びが出ます。
志望校別ルートでの位置
現代文 読解の基礎講義は、国語の志望校別ルート 48 本のうち 3 本の本編に入っています。志望レベル 3 段階で、何冊目に置き、前後に何を並べているかを示します。
-
地方国公立二次で国語記述がある文系学部
- 現代文・王道網羅型:5 冊中 3 冊目。前は入試現代文へのアクセス 基本編、次はCanPass 現代文。代わりに使える本:船口の最強の現代文 記述トレーニング、無敵の現代文記述攻略メソッド。このルートでの狙い:線の引き方から答案作成まで
-
地方旧帝・神戸阪大・名大・東北・九大・北大
- 現代文・王道網羅型:6 冊中 4 冊目。前は現代文読解力の開発講座、次は得点奪取 現代文。代わりに使える本:無敵の現代文記述攻略メソッド、CanPass 現代文。このルートでの狙い:線の引き方から答案作成まで
-
東大・京大最難関国立(文理とも二次に国語)
- 現代文・王道網羅型:7 冊中 4 冊目。前は現代文読解力の開発講座、次は得点奪取 現代文。代わりに使える本:無敵の現代文記述攻略メソッド。このルートでの狙い:答案作成の手順を固める
この本の前に置く本
国語ルート大全の志望校別ルートで、現代文 読解の基礎講義の直前に置いている本です。ここに挙げた本を終えてから取りかかると、段差なく進めます。
- 現代文読解力の開発講座地方旧帝・神戸のルートでは現代文読解力の開発講座の次(2 つのルートで直前)
- 入試現代文へのアクセス 基本編地方国公立のルートでは入試現代文へのアクセス 基本編の次
同じ役割・同じレベルの参考書
現代文 読解の基礎講義と同じ「入試標準」の枠で、難易度が近い参考書です。この中から 1 冊を選び切れば足ります。
この本のあとに進む参考書
現代文 読解の基礎講義のあとの候補です。同じ「入試標準」でレベルを上げる道と、次の段階へ進む道の両方を並べています。
この本より 1 つ上の難易度で、仕上げるのに 7h 多くかかる。現代文のトレーニングシリーズの中核巻(Z会)。
この本より 1 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。読解力の開発講座の姉妹編にあたる解法講義書(駿台文庫、2023年)。
この本より 1 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。要約を軸にした駿台文庫の読解講義書。
この本より 2 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。国公立二次の記述を設問パターン別(傍線部説明・理由説明など12種)に訓練する演習書(桐原書店、2023年改訂版)。
この本より 2 つ上の難易度で、想定時間はほぼ同じ。国公立二次の記述・論述に特化した河合出版の演習書(2025年四訂版)。
この本と同じ難易度で、17h 短く終わる。駿台の短期攻略シリーズの共テ現代文(2024年改訂版)。
改訂の履歴
- 2024 年新版(このページの版)
国立国会図書館・CiNii Books・出版社などの書誌で確かめられた版だけを載せています。版によって収録内容が変わるので、購入するときは版を確認してください。
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