茨城大学の参考書ルート
茨城大学(国立/二次は標準記述型)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
最終更新:
出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 地方国公立
- 区分
- 国立
- 目標の目安
- 偏差値 48〜50
茨城大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、茨城大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
科目ごとの目標
茨城大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 48 | 地方国公立 |
| 国語 | 48 | 地方国公立 |
| 数学 | 48 | 地方国公立 |
| 理科 | 50 | 地方国公立 |
| 社会 | 48 | 共通テスト共通テスト対策 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
茨城大学の英語
- 出題の特徴
- 標準レベルの長文読解中心。基礎〜標準の完成度が中心
- 目標の目安
- 偏差値 48 前後/和訳・文法・記述
ここで問われる力と、その対策
茨城大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 和訳・記述構文を正確に取れているかがそのまま採点対象になる。長文演習の量を増やす前に、英文解釈の型を 1 冊で固めるほうが結果的に速い。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
- 文法・語法の独立問題独立した大問として出る場合、知識の穴がそのまま失点になる。網羅系を 1 冊に決めて周回し、間違えた項目だけ総合英語に戻って読む。
茨城大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、茨城大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
茨城大学におすすめの参考書
地方国公立の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
茨城大学の国語
- 試験の構成
- 人文社会科学・教育 現古漢 3問120分(学科により現古)
- 出題の特徴
- 記述中心で人文社会科学部・教育学部で現代文・古文(・漢文)。現代文は評論の説明記述、古文は標準的な物語・随筆。漢文は教育学部国語選修等で課される。難度は標準で基礎の徹底が得点に直結。
- 出題される分野
- 現代文・古文が出題されます。漢文は学部・入試方式によって扱いが変わります。
- 目標の目安
- 偏差値 48 前後
ここで問われる力と、その対策
茨城大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 和歌・古文常識和歌の修辞と当時の生活・官職の知識は、本文中で説明されないまま前提にされる。読解書とは別に一度まとめて入れておく。
- 評論の抽象度抽象度の高い評論は、語彙不足と論理の追えなさが同時に効いて崩れる。設問を解く前に、段落ごとの要点を一言でまとめる練習を挟む。
茨城大学におすすめの参考書
地方国公立の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文 — 学部・入試方式による
地方国公立の国語参考書ルート(全33冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
茨城大学の数学
- 出題の特徴
- 標準レベル。基礎〜標準の完成度が中心
- 目標の目安
- 偏差値 48 前後
ここで問われる力と、その対策
茨城大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 標準問題の完成度難問より、典型問題を落とさないことで差が付く形式。網羅系を 1 冊決め、解法を再現できるかで周回する。
茨城大学におすすめの参考書
地方国公立の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。文系・理系に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
文系
理系
地方国公立の数学参考書ルート(全10冊)を見る文系・理系別に用意しています
茨城大学の理科
- 試験の構成
- 理科1科目 90分程度(学部により異なる・要確認)/配点 工学部300点中理科100点前後
- 出題の特徴
- 物理は大問2〜3題で力学・電磁気が中心、空所補充と記述の併用で標準的な計算力が問われる。化学は理論・無機・有機から出題され、計算問題と論述(理由説明)が混在し、有機は構造決定の基本形。生物は実験考察中心で100字前後の論述が複数あり、遺伝・代謝・生態が頻出。全体に教科書〜標準問題集レベルで、典型問題を確実に解く力が合否を分ける。
- 出題される分野
- 物理・化学・生物が出題されます。地学は学部・入試方式によって扱いが変わります。
- 学部ごとの科目指定
- 理学部:数学+理科1(物化生地から)。工学部:数学+理科1(物理・化学から)+英語。農学部:英語+理科1(化学・生物から)。地学は理学部のみ
- 文系学部の場合
- 人文社会・教育(文系)は共テ理科基礎2科目または発展1科目
- 目標の目安
- 偏差値 50 前後
ここで問われる力と、その対策
茨城大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 実験・データ読解初見の実験データを読ませる出題は、知識量ではなく処理の型で差が付く。図表から読み取れることと、そこから推測したことを分けて書く。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
茨城大学におすすめの参考書
地方国公立の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを16冊選びました。物理・化学・生物・地学に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
-
共通テスト 共通テスト総合問題集 物理(河合・黒本) 共テ演習/地方国公立の対策として収録/「論述・考察」に対応/「実験・データ読解」に対応 直前期に本番形式で解き、共通テスト特有の考察問題に時間内で対応する
化学
-
共通テスト 共通テスト総合問題集 化学 (河合・黒本) 共テ実戦/地方国公立の対策として収録/「構造決定・有機」に対応/「時間配分」に対応 冬は共テ形式を週一セット解き、二次演習と並行して精度を保つ。
生物
-
入試標準 生物・生物基礎のグラフ・データの読み方が1冊でしっかりわかる本 地方国公立の対策として収録/「論述・考察」に対応/「実験・データ読解」に対応 データの読み取り手順を先に学び、初見の考察問題で迷わないようにする。
地学 — 学部・入試方式による
地方国公立の理科参考書ルート(全47冊)を見る物理・化学・生物・地学別に用意しています
茨城大学の社会
- 試験の構成
- 個別試験に社会科目なし(教育学部社会科は小論文・面接で地歴公民内容) 共通テスト地歴公民2科目(文系)
- 出題の特徴
- 人文社会科学部の個別試験は英語と提出書類が中心で、地歴公民の学力検査はない。教育学部学校教育教員養成課程の社会科選修のみ、小論文200点に地歴公民の内容が含まれ、面接でも地歴公民の口頭試問が行われるため、教科知識を自分の言葉で説明する準備が要る。共通テストは文系学部で地歴公民2科目、理系学部は1科目。日本史探究+『公共,政治・経済』のような組み合わせが定番。共通テストは資料・グラフ主体なので、通史インプット後は過去問演習で時間配分を固めたい。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理は出題されません。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は2科目、理系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 48 前後
ここで問われる力と、その対策
茨城大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 史料・資料の読み取り資料集は「読むもの」ではなく「引くもの」として使う。演習で出た資料を必ず資料集で確認する往復を習慣にする。
- 通史・因果の理解用語を先に詰めても、因果がつながっていないと論述にも正誤判定にも使えない。講義系で流れを通してから暗記に入る。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
茨城大学におすすめの参考書
共通テスト対策の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを24冊選びました。日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史
世界史
地理
公共
政治・経済
倫理
共通テスト対策の社会参考書ルート(全76冊)を見る日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理別に用意しています
茨城大学の過去問
ルートの最後は過去問です。茨城大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
地方国公立として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。


































































