金沢大学の参考書ルート
金沢大学(国立/二次は標準記述型)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。医学部医学科は他学部と条件が変わるので、別に節を設けています。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
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出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 地方国公立
- 区分
- 国立
- 目標の目安
- 偏差値 54〜58
金沢大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、金沢大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
金沢大学の医学部医学科について
医学部医学科は、同じ大学の他学部と同じ問題を使う場合でも、合格に必要な得点率が大きく上がります。理科の科目指定が別に決められていたり、面接・小論文が課されたりするのも医学科の特徴です。私立の医科大学では、医学部だけの独自問題を作っている大学もあります。
このページの参考書は、科目ごとに英語は地方国公立、国語は地方国公立、数学は地方国公立、理科は地方国公立、社会は共通テスト対策のルートから選んでいます。金沢大学全体の志望レベルで選んでいるので、医学科を受けるなら、下に出している条件のぶんだけ到達点を上げて考えてください。
- 理科の科目指定(医学科)
- 医学類:物化生から2科目
面接・小論文の有無と配点、共通テストの必要科目は年度によって変わります。出願前に必ず募集要項で確認してください。小論文の対策は小論文ルート大全にまとめています。
科目ごとの目標
金沢大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 55 | 地方国公立 |
| 国語 | 55 | 地方国公立 |
| 数学 | 55 | 地方国公立 |
| 理科 | 58 | 地方国公立 |
| 社会 | 54 | 共通テスト共通テスト対策 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
金沢大学の英語
- 出題の特徴
- 90分・大問3(長文2+自由英作文)。設問・解答とも英語のオールイングリッシュ型で、英問英答や意見論述など「書かせる」問題が大半。英語で説明する練習が必須
- 目標の目安
- 偏差値 55 前後/自由英作文・要約・記述
ここで問われる力と、その対策
金沢大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 自由英作文テーマについて自分の意見を英語で書かせる形式。減点されない型を先に固定し、書いたものを必ず他人に見てもらう。使い回せる表現を 20〜30 文そろえておくと、本番で書き出しに詰まらない。
- 要約本文の論理構造をつかめているかを直接測る形式。段落ごとの役割(主張・具体例・反論)を印を付けながら読む練習と、字数内で言い換える練習を分けて行う。
- 和訳・記述構文を正確に取れているかがそのまま採点対象になる。長文演習の量を増やす前に、英文解釈の型を 1 冊で固めるほうが結果的に速い。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
金沢大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、金沢大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
金沢大学におすすめの参考書
地方国公立の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
-
英作文 英作文ハイパートレーニング 自由英作文編 Plus 重点:自由英作文/地方国公立の対策として収録/「自由英作文」に対応/「自由英作文」対策として 自由英作文が出る。型と頻出テーマを事前に仕込む
金沢大学の国語
- 試験の構成
- 人間社会学域 現古漢 3問120分
- 出題の特徴
- 記述中心で現代文・古文・漢文各1題。現代文は評論で字数指定の説明、古文は中古・中世の物語、漢文は史伝・思想が中心。人文・法・経済・学校教育等の学類で課される。標準的で基礎〜標準の徹底が有効。
- 出題される分野
- 現代文・古文・漢文が出題されます。
- 目標の目安
- 偏差値 55 前後
ここで問われる力と、その対策
金沢大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- 古文古文は単語と文法を先に固めないと、読解演習の効率が上がらない。単語 300 語程度と助動詞・敬語を短期間で通してから読解に入る。
- 漢文句法と重要語は量が少なく、短期間で得点源にできる。独立問題として出るのか古文との融合なのかで必要量が変わる。
- 和歌・古文常識和歌の修辞と当時の生活・官職の知識は、本文中で説明されないまま前提にされる。読解書とは別に一度まとめて入れておく。
- 評論の抽象度抽象度の高い評論は、語彙不足と論理の追えなさが同時に効いて崩れる。設問を解く前に、段落ごとの要点を一言でまとめる練習を挟む。
金沢大学におすすめの参考書
地方国公立の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。現代文・古文・漢文に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
現代文
古文
漢文
地方国公立の国語参考書ルート(全33冊)を見る現代文・古文・漢文別に用意しています
金沢大学の数学
- 出題の特徴
- 標準レベル中心。微積・確率が頻出で、記述の丁寧さが評価される
- 目標の目安
- 偏差値 55 前後
ここで問われる力と、その対策
金沢大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・証明答案の書き方まで採点される。解けたかどうかで止めず、模範解答と自分の答案を論理の飛びで比べる。添削を受けられる環境があると速い。
- 頻出分野頻出分野が偏っている場合、その分野だけを扱う本で先に密度を上げると効率がよい。ただし他分野を捨てる根拠にはしない。
- 標準問題の完成度難問より、典型問題を落とさないことで差が付く形式。網羅系を 1 冊決め、解法を再現できるかで周回する。
金沢大学におすすめの参考書
地方国公立の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを8冊選びました。文系・理系に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
文系
理系
地方国公立の数学参考書ルート(全10冊)を見る文系・理系別に用意しています
金沢大学の理科
- 試験の構成
- 理科2科目150分(時間配分自由)/配点は学類別(理工学域300点など)
- 出題の特徴
- 物理は大問3題(力学・電磁気・熱/波動)で導出過程を書く記述式、標準レベルの典型問題が中心で計算量も穏当。化学は大問4題で理論・無機・有機、計算と論述の混成で理論は溶液・平衡、有機は構造決定と高分子が定番。生物は大問4題で知識+考察、論述は50〜100字程度で分子生物学・生態が頻出。
- 出題される分野
- 物理・化学・生物・地学が出題されます。
- 学部ごとの科目指定
- 理工学域は物化生地から2科目(数物科学類・機械・電子情報は物理必須など類により指定)/医薬保健学域(薬・保健)は物化生から2
- 医学部医学科の場合
- 上の「金沢大学の医学部医学科について」にまとめています。
- 文系学部の場合
- 人間社会学域は共テ理科基礎2科目(または発展1科目)
- 目標の目安
- 偏差値 58 前後
ここで問われる力と、その対策
金沢大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 知識・正誤知識問題の比重が高い場合、図録・資料集を演習と並行して引く習慣が効く。用語の丸暗記ではなく、図と一緒に覚える。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
金沢大学におすすめの参考書
地方国公立の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを16冊選びました。物理・化学・生物・地学に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
-
共通テスト 共通テスト総合問題集 物理(河合・黒本) 共テ演習/地方国公立の対策として収録/「論述・考察」に対応/「時間配分」に対応 直前期に本番形式で解き、共通テスト特有の考察問題に時間内で対応する
化学
-
共通テスト 共通テスト総合問題集 化学 (河合・黒本) 共テ実戦/地方国公立の対策として収録/「構造決定・有機」に対応/「時間配分」に対応 冬は共テ形式を週一セット解き、二次演習と並行して精度を保つ。
生物
地学
地方国公立の理科参考書ルート(全47冊)を見る物理・化学・生物・地学別に用意しています
金沢大学の社会
- 試験の構成
- 個別試験に社会なし。共通テストは文系一括・人間社会学域2科目、理工学域1科目
- 出題の特徴
- 人間社会学域を含め個別試験に地歴公民はなく、社会は共通テストのみ。文系一括・人間社会学域は2科目、理工学域は1科目で、医学類など理科重視の課程では扱いが異なる。共通テスト配点が高い学域が多く、社会の失点がそのまま順位に反映される。学域・学類一括入試のため受験科目の設計を早めに確定したい。日本史探究または世界史探究に、公共,政治・経済など軽量科目を組み合わせて負担を抑える戦略が取りやすい構造になっている。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理は出題されません。
- 共通テスト
- 共通テストで必要なのは文系は2科目、理系は1科目です。
- 目標の目安
- 偏差値 54 前後
ここで問われる力と、その対策
金沢大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
金沢大学におすすめの参考書
共通テスト対策の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを24冊選びました。日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史
世界史
地理
公共
政治・経済
倫理
共通テスト対策の社会参考書ルート(全76冊)を見る日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理別に用意しています
金沢大学の過去問
ルートの最後は過去問です。金沢大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
地方国公立として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。

































































