自治医科大学の参考書ルート
自治医科大学(私立/慈恵・日医・順天堂ほか)を目指すときに、英語・国語・数学・理科・社会でそれぞれ何がどう問われるかと、その出題に噛み合う参考書をまとめたページです。医学部医学科は他学部と条件が変わるので、別に節を設けています。学部・入試方式によって使う科目と配点は変わるので、必ず募集要項と併せて確認してください。
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出題形式は年度により変わります。出願前に募集要項で確認してください。
- 志望レベル
- 私立医学部
- 区分
- 私立
- 目標の目安
- 偏差値 58〜66
自治医科大学の入試はどう組み立てられているか
科目別の対策に入る前に、自治医科大学の入試がどういう形で行われるかを押さえておきます。ここが分かっていないと、同じ大学の別方式の過去問を解いて手応えを取り違えます。
私立大学は、同じ大学でも入試方式によって問題そのものが変わります。学部別日程は学部ごとに作られた独自問題で、出題傾向も時間配分もそこで決まります。全学部統一方式は複数学部を 1 つの問題で選抜するため標準的な構成になりやすく、取りこぼしが直接響きます。共通テスト利用方式は個別試験を課さない代わりに高い得点率が必要です。下の科目別の説明にある「試験の構成」は方式ごとに書き分けてあるので、受ける方式を決めてから読んでください。
英語と数学は、学部・学科によって課されるかどうかも配点も大きく変わるため、ここでは可否を出していません。科目別の説明と募集要項で確認してください。
自治医科大学の医学部医学科について
医学部医学科は、同じ大学の他学部と同じ問題を使う場合でも、合格に必要な得点率が大きく上がります。理科の科目指定が別に決められていたり、面接・小論文が課されたりするのも医学科の特徴です。私立の医科大学では、医学部だけの独自問題を作っている大学もあります。
このページの参考書は、科目ごとに英語は私立医学部、国語は共通テスト対策、数学は私立医学部、理科は医学部医学科、社会は共通テスト対策のルートから選んでいます。医学科は科目によって求められる到達点が違うため、志望レベルも科目ごとに変えてあります。
- 理科の科目指定(医学科)
- 医学科:物化生から2科目(地学不可)。1次は学力試験(英・数・理科2科目、マーク式)+面接(都道府県別)、2次は記述式学力試験(数学・英語)・面接。学費貸与・地域医療義務あり
面接・小論文の有無と配点、共通テストの必要科目は年度によって変わります。出願前に必ず募集要項で確認してください。小論文の対策は小論文ルート大全にまとめています。
科目ごとの目標
自治医科大学で科目ごとに必要になる到達度の目安です。同じ大学でも学部・方式で配点が変わるため、数字は「どの科目に時間を厚く配るか」を決めるための相対的な目安として使ってください。算出のしかたはデータの作り方に書いています。
| 科目 | 目標偏差値 | 志望レベル |
|---|---|---|
| 英語 | 63 | 私立医学部 |
| 国語 | 58 | 共通テスト共通テスト対策 |
| 数学 | 63 | 私立医学部 |
| 理科 | 66 | 国公立医学部医学部医学科 |
| 社会 | 58 | 共通テスト共通テスト対策 |
科目ごとの節の読み方。「ここで問われる力と、その対策」は、各科目の出題説明に出てくる要素のうち当てはまる項目だけを出しているので、書かれていない形式が出ないという意味ではありません。「おすすめの参考書」の並び順は、その大学の出題の特徴に当てはまった数と、ルート上の位置で決めています。
自治医科大学の英語
- 出題の特徴
- 60分・長文3題(500語程度)の全問マークで記述なし。小問数が多く1問あたりの時間が短い。医療・社会系英文の速読と語彙の即答力で決まる独特の形式
- 目標の目安
- 偏差値 63 前後/速読・語彙・超長文
ここで問われる力と、その対策
自治医科大学の英語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 和訳・記述構文を正確に取れているかがそのまま採点対象になる。長文演習の量を増やす前に、英文解釈の型を 1 冊で固めるほうが結果的に速い。
- 長文の分量・速読読む速度は語彙と構文が固まってから伸びる。時間を計った演習に切り替え、1 題あたりの持ち時間を先に決めてから解く。
- 語彙・熟語語彙が足りないと読解でも英作文でも手が止まる。単語帳は途中で替えず、1 冊を回数で仕上げる。
- マーク式・共通テストマーク式は取りこぼしがそのまま響く。時間内に全問へ到達する形式演習を重ね、迷った問題を捨てる基準を決めておく。
自治医科大学の出題形式に合わせた重点対策
ルートの本編とは別に、自治医科大学の英語で出る形式に対して追加する枠です。
自治医科大学におすすめの参考書
私立医学部の英語ルートに入っている本と出題形式別の重点対策の本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は英語のルートを見てください。
自治医科大学の国語
- 試験の構成
- 国語なし(医:一次 英語・数学・理科2科目・面接/二次 小論文・面接)
- 出題の特徴
- 都道府県ごとに選抜する医学部単科大学で、一次学力試験は英数理のみ(マーク式)。共通テスト利用は実施しておらず国語は一切不要。二次で小論文が課されるため課題文の読解・論述力の準備は必要。看護学部も個別試験に国語はなく英語+数理・小論文(要確認)。
- 出題される分野
- 現代文が出題されます。古文・漢文は出題されません。
- 目標の目安
- 偏差値 58 前後
ここで問われる力と、その対策
自治医科大学の国語の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 記述・論述設問の条件(字数・要素・指示語の処理)を満たせているかで点が決まる。解答を書いたあとに、模範解答と要素単位で照合する手順を固定する。
- マーク式・共通テスト選択肢の切り方には型がある。本文の根拠と選択肢の言い換えを一対一で対応させる読み方を、解説の詳しい問題集で身につける。
自治医科大学におすすめの参考書
共通テスト対策の国語ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は国語のルートを見てください。
自治医科大学の数学
- 出題の特徴
- 25問80分の超・短時間マーク型。1問3分強で解く独特の形式で、専用対策が必須
- 目標の目安
- 偏差値 63 前後
ここで問われる力と、その対策
自治医科大学の数学の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- マーク式・穴埋め誘導に乗る速さがそのまま得点になる。設問の流れから次に何を出させたいかを読む練習を、形式のそろった問題集で行う。
自治医科大学におすすめの参考書
私立医学部の数学ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを6冊選びました。進める順番ではないので、順番は数学のルートを見てください。
自治医科大学の理科
- 試験の構成
- 理科2科目80分/50問程度(要確認)
- 出題の特徴
- 1次はマーク式で、問題数が非常に多く試験時間が短い。物理は力学・電磁気・熱・波動・原子の全範囲から小問形式で出題され、典型問題を瞬時に処理する力が必要。化学は理論・無機・有機の全範囲から幅広く出題され、知識の正確さと計算の速さが問われる。生物も全範囲から知識問題中心に出題され、考察問題は基本的。難問は少ないが高得点勝負で、標準問題集を完璧にし、時間を計ったマーク演習を重ねることが重要。
- 出題される分野
- 物理・化学・生物が出題されます。地学は出題されません。
- 学部ごとの科目指定
- 医学科:英・数+理科2科目。看護学部は英・国+理科(化学基礎・生物基礎等)の選択(要確認)
- 医学部医学科の場合
- 上の「自治医科大学の医学部医学科について」にまとめています。
- 目標の目安
- 偏差値 66 前後
ここで問われる力と、その対策
自治医科大学の理科の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- 論述・考察知識を書き出すだけでは点にならない。実験設定から結論までの筋道を、決められた字数で書く練習を別に取る。
- 構造決定・有機構造決定は手順が決まっているので、演習量がそのまま速度になる。官能基の検出反応と、分子式からの不飽和度の計算を反射で出せるようにする。
- 計算量設定を読み違えなければ解ける計算で落とすのが最も痛い。途中式を残す形で解き、どこで間違えたかを毎回記録する。
- 知識・正誤知識問題の比重が高い場合、図録・資料集を演習と並行して引く習慣が効く。用語の丸暗記ではなく、図と一緒に覚える。
- 時間配分2 科目まとめて時間が与えられる形式では、科目ごとの持ち時間を自分で決める必要がある。時間を計った通し演習で配分を先に固定する。
自治医科大学におすすめの参考書
医学部医学科の理科ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを12冊選びました。物理・化学・生物に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は理科のルートを見てください。
物理
化学
生物
医学部医学科の理科参考書ルート(全50冊)を見る物理・化学・生物別に用意しています
このルートは生物合格77講(難易度 6)から始まります。この難易度から入るのが重いと感じる場合は、地方旧帝・神戸のルートの前半(山川喜輝の生物が面白いほどわかる本)を先に終えてください。
自治医科大学の社会
- 試験の構成
- 個別試験・共通テスト利用とも地歴公民の使用なし
- 出題の特徴
- 医学部・看護学部からなる大学で、医学科の第1次試験は英語・数学・理科に加え一般教養が課されるが、地歴公民として独立した出題はない。共通テスト利用選抜も実施しないため社会を入試科目として準備する必要はない。ただし一般教養では社会科学・人文分野を含む幅広い知識が問われるため、地理・政治経済・歴史の基礎教養は間接的に役立つ。都道府県ごとの選抜という点も大きな特徴。
- 出題される分野
- 日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理は出題されません。
- 目標の目安
- 偏差値 58 前後
ここで問われる力と、その対策
自治医科大学の社会の説明に出てくる出題の要素を取り出したものです。
- マーク式・共通テスト資料の読み取りに比重が移った形式なので、知識だけでは頭打ちになる。時間を計った演習で処理速度を上げる。
自治医科大学におすすめの参考書
共通テスト対策の社会ルートに入っている本のうち、上に挙げた出題の特徴と噛み合うものを24冊選びました。日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理に分けて出しています。進める順番ではないので、順番は社会のルートを見てください。
日本史
世界史
地理
公共
政治・経済
倫理
共通テスト対策の社会参考書ルート(全76冊)を見る日本史・世界史・地理・公共・政治・経済・倫理別に用意しています
自治医科大学の過去問
ルートの最後は過去問です。自治医科大学は学部・入試方式によって収録内容の違う冊子が出ているため、当サイトでは特定の 1 冊を指定していません。志望学部と年度を確かめてから選んでください。
同じ志望レベルの大学
私立医学部として扱っている他の大学です。併願先を決めるとき、必要な参考書がどれだけ重なるかの目安になります。





















































